クリスマス・バレンタインデー・誕生日など、女性が男性にプレゼントを贈るシチュエーションは年に数回ありますが、その男性が筋トレ好き男子の場合、彼女や妻が贈れる最良のプレゼントとは何でしょう?
その男性が筋トレをしている目的別に、実際にトレーニングジムを運営し、筋トレ歴30年の筆者が、男性の立場としての意見をご紹介します。
■趣味で筋トレをしている男性の場合
筋トレを身体作りやダイエットなど、趣味の一つとして行っている男性へのプレゼントは、個人それぞれであり、またグッズ類の場合はこだわりがあるでしょうから、本人に「何が欲しいのか」はっきりと聞くのが最良の方法です。
トレーニングのレベルによって強度不足などの理由で、せっかくプレゼントされても使えないものも少なくありません。
下記の記事では、さまざまな厳選筋トレグッズをご紹介していますので、プレゼントを贈る男性(彼氏やご主人)に見せて、ご相談ください。
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■競技目的で筋トレをしている男性の場合
競技者として筋トレを行っている男性は、年度初旬の地方選手権に始まり、中盤のブロック選手権、そして年度末の全日本選手権と、一年中試合があります。
もちろん、途中で敗退してしまった場合は公式戦はありませんが、オープン大会などに出場し、次年度で結果を残すために結局は一年中試合があります。
それは時に、クリスマス・バレンタインデー・誕生日などの記念日に近い開催日の場合もあります。
特に、多くの競技で全日本選手権は年度末前、つまり1~2月に開催されますので、全日本選手権に出場するような選手の場合、「クリスマスも正月もない」のが普通です。
また、格闘技系の競技はクリスマスや大晦日に大きな試合があることも少なからず、やはり「クリスマスはない」ことがよくあります。
そのような、競技目的で筋トレをしている男性へのプレゼントとして最良なものは何でしょう?
それは、「勝つために必要なもの」です。
競技に真剣に臨む男性は、「欲しいのは勝利だけ」ですので、あまり物欲はありません。
■競技者の時間は短くピークは一瞬
競技者の時間は短く、ベストパフォーマンスが発揮できるピークは、多くの競技で10代後半から20代後半までのわずか10年ほどです。
そして、そのなかでいかに戦績をおさめていくかが重要です。
やかりやすく言えば、ほとんどの競技者にとって「全日本選手権のメダルを獲るチャンスは10回前後しかない」のです。
そのような思いで、日々練習や筋トレに励む男性にとっては、クリスマス・バレンタインデー・誕生日といった記念日は、その彼女や妻が感じる程の価値を感じないものです。
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■最良のプレゼントは束縛しないこと
いよいよ結論ですが、競技目的で筋トレをしている男性にとって、最良のプレゼントは、クリスマスでも、バレンタインデーでも、誕生日でも、練習とトレーニングルーティンを崩さずに鍛えられる環境です。
特に、高い場所で競っているほど、戦う相手も無駄を削ぎ落とし突き詰めて練習をしています。
記念日だからと言って、練習を休んでお祝いしているようだと、ほぼ間違いなく勝てません。
そして、記念日のお祝いはその日でなくても、試合のない時期に代替えすることもできます。
競技目的で筋トレをする男性への最良のプレゼントは、ルーティンを乱さずにトレーニングをさせてくれることです。
たしかに、競技と向き合っている男性とお付き合いするのは大変な部分もありますが、努力の甲斐があり、その男性が戦績と社会実績を手に入れれば、精神面だけでなく現実的なさまざまなものを手に入れるチャンスも大きく広がります。
そして、それは「少し我慢した」彼女や妻にも返ってくるものです。
筋トレに真剣に臨む男性への、唯一のプレゼントは「束縛しない」こと一択です。
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押す筋トレにはリストラップを
上半身の押す筋トレにぜひとも使用したいのが手首を保護するリストラップと呼ばれる筋トレグッズです。多くの初心者は、まだ手首を保持する力が弱く、腕立て伏せなども先に手首が痛くなってしまい完遂できないケースが少なくありません。リストラップを使えば、最後まで筋肉を追い込むことができ、とても効率的に身体を鍛えていくことが可能です。
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上半身の引く筋トレで初心者の方に多く見られるのが「先に握力がなくなって追い込めない」というケースです。筋トレは101%で行ってはじめて成果がでます。パワーグリップを使用して引くトレーニングの効率を上げることをおすすめします。
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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長
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