ソーセージのカロリーと栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)および筋力トレーニングとの関わり(摂取タイミング・筋肥大やダイエットでの食べ方など)について解説します。
ソーセージとはどんな食品?
ソーセージもしくはヴルスト(フランス語: saucisse, 英語: sausage,ドイツ語: Wurst)とは、鳥獣類の挽肉などを塩や香辛料で調味しケーシング等に充填した食品。
日本におけるJASによる一般的な分類
ウインナーソーセージ – 太さ20mm未満で羊腸を使用したもの(オーストリア・ウイーンに由来)
フランクフルトソーセージ – 太さ20mm以上36mm未満で豚腸を使用したもの(ドイツ・フランクフルトに由来)
ボロニアソーセージ – 太さ36mm以上で牛腸を使用したもの(イタリア・ボローニャに由来)
ソーセージのカロリー・栄養素
ソーセージ100gあたりのカロリー・栄養素は以下のとおりです。
エネルギー:279kcal
タンパク質:14g (56kcal)
脂質:24.4g (219.6kcal)
炭水化物:0.8g (3.2kcal)
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
食事の三大栄養素について
食事の三大栄養素(エネルギー産生栄養素)とは、タンパク質(protein)・糖質(carbohydrate)・脂質(fat)の三種類です。そして、その三種類の栄養素の頭文字をとって、栄養素バランスのことをPCFバランスと呼びます。
この三種類の栄養素の特徴とグラムあたりのカロリーは以下の通りです。
○タンパク質(4kcal/g)
タンパク質は筋肉を構成する物質で、筋トレで鍛えた筋肉を大きくするための材料となります。
○糖質(4kcal/g)
糖質は活動のためのエネルギー源になるだけでなく、タンパク質を筋肉として合成する時の筋肉合成カロリーとして働きます。
○脂質(9kcal/g)
脂質も糖質と同様のエネルギー源としての働きを持ちますが、グラムあたりの熱量が高く、貯蔵エネルギーとして効率的なので、余剰カロリーは体脂肪として貯えられます。
厚生労働省による三大栄養素に関する記載
エネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)
食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、たんぱく質・脂質・炭水化物の総称。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は、三大栄養素とも言われていました。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-013.html
ソーセージと筋力トレーニング
ソーセージは高タンパク質ですがカロリーの高い食品ですので、筋肥大トレーニングにおいても食べすぎには注意が必要です。また、ダイエットトレーニングには不向きな食品と言えるでしょう。
筋トレの呼吸法|筋トレの頻度|筋トレの順番|筋トレの回数設定|筋肉の名前と作用|筋肉の超回復期間|筋トレの食事例|筋トレの栄養学|男性の筋トレメニュー|女性の筋トレメニュー
ソーセージ各タイプの調理例
ウインナーソーセージ
ウインナーとブロッコリーの炒飯
ウインナーソーセージとブロッコリーを使った、タンパク質とビタミンが豊富な料理例です。
フランクフルトソーセージ
フランクフルトの簡単ホットドック
フランクフルトソーセージとアスパラガスを使った、簡単に素早くできる料理例です。
ボロニアソーセージ
ボロニアソーセージの時短丼
ボロニアソーセージと卵を使った丼料理です。
ソーセージの具体的レシピ例
ソーセージの具体的レシピ例の一覧(www.sfphes.org)
ピラミッドセット法|ドロップセット法|アセンディングセット法|ディセンディングセット法|フォースドレップ法|レストポーズ法|パーシャルレップ法|チーティング法|スーパーセット法|コンパウンドセット法|トライセット法|ジャイアントセット法|予備疲労法|部位分割法
トレーニングに有効なタンパク質食材
筋力トレーニング後の食材として欠かせないのが高タンパク質・低カロリーな肉類・魚介類です。
そして、常にトレーニングに有効な食事を摂取するためには、日によって品質にばらつきのないよう、あらかじめ品質を確認した食材を冷凍ストックしておくといった工夫が有効的です。
▼具体的なタンパク質食材例
食事・栄養に関する記事
筋力トレーニングと食事・栄養に関する情報については、下記の記事をご参照ください。