バルクアップのために必須となる食事メニューにつきまして、83kg級でベンチプレス世界チャンピオンになった後、93kg級にバルクアップした長谷川直輝氏によりご執筆いただきました。
10kgのバルクアップ10kgのベンチプレス重量アップ
いつも長谷川直輝のブログを閲覧いただきありがとうございます。
今回は83kg級から93kg級にバルクアップした時の食事メニューを紹介したいと思います。
2015年7月の近畿ベンチプレス大会が83kg級での最後の試合でした。この時の検量体重は82.9kgで、記録は261kg(フルギア、当時のジュニア日本新記録)でした。年齢区分でのジュニアが終わるため一般の部での戦いを見すえ、この大会の後に93kg級へ増量しました。
3ヶ月後の10月に関東ベンチプレス選手権大会があり、検量体重が88.8kgで、記録は280kg(フルギア)でした。
その翌年3月のジャパンクラシックベンチプレス選手権大会で検量体重が91.2kgで、記録は195kg(ノーギア)でした。83kg級の時のノーギアベンチプレスの公式ベストは185kgでした。減量をしていない状態で93kgジャストだったため10kgのバルクアップとベンチプレスも10kg伸びました。
10kgバルクアップ、パワーアップのための食事メニューの一例
9時朝食
菓子パン1個
朝は基本的にあまり普段から食べないため、お昼まで身体動ける糖質量を考えた食事内容です。
13時昼食
牛丼、おにぎり
メニューは多少変わるがタンパク質のついた弁当類とおにぎりなどの炭水化物を多めに入れています。
23時夕食
ステーキ類400gほど、野菜類
仕事上、夜遅くなるため内臓に負担や無駄な脂肪分をつけない為に炭水化物は基本的にとりませんでした。
バルクアップのために間食も重視しました
昼食から夜食にかけて時間があくので2時間おきにお菓子(チョコ、スナック菓子、ゼリー等)やアイスをよく摂取していました。
質量がなく身体への負担も少ないうえ吸収消化がご飯やパンなどに比べ良く、トレーニング時もお腹が張って気持ち悪くかんじることがなかったと感じています。
まとめ
自分は好きな甘いものや肉類を上手く入れた結果ストレスなく内臓にも負担もかけず10kgを効率よく増やす事が出来ました。
食事もトレーニングと似ているところがあると思います。いかに内臓、精神的に負担を減らし自分にあった食事法を見つけていくことです。
そのためには色々な食事を試すのが大切であると思います。
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松岡紀佳 選手 世界マスターズベンチ 優勝
鈴木重成 選手 世界マスターズベンチ優勝
長谷川直輝のベンチプレス競技実績
世界ジュニアベンチプレス選手権大会 83kg級 優勝全日本ベンチプレス選手権大会 93kg級 優勝 2回
ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会 93kg級 3連覇(2015年、2016年、2017年)
ベスト記録 ノーギアベンチプレス:215kg フルギアベンチプレス:311kg
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