IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 最終サンプル完成

IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 最終サンプル完成

アイアンホールドプロがフルモデルチェンジ!

 その名は、IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE

伊藤忠商事株式会社様と日進ゴム株式会社様が共同で開発した、極薄、超硬、グリップ力が従来の1.5倍あるMILVASTA(ミルバスタ)ソールを搭載したフラットシューズです。私がXで天界の武具に相当すると表現した製品です。

この靴の誕生によりパワーリフティング用フラットシューズの性能面での競争は終結したと宣言します。これ以上の性能を出すことはエポックメイキングな素材が開発されない限りは不可能であり、性能を重視した製品開発は無意味です。以下にすでに頂点性能であるIRONHOLD PROとの比較でご説明いたします。 

1 ソールの変更

従来品よりも総厚で1mm薄くなっており、さらにゴムの硬度も高くなっています。硬くなったにも関わらずグリップ力が1.5倍になるというトレードオフの関係をぶち壊しています。

ゴムは、荷重された時少し潰れてから摩擦力を発揮します。そのためゴムが硬くなりますと潰れる量が減るため摩擦力が減り、滑りやすくなります。

しかしながら、日進ゴムさんの非常に高い技術力により、グリップ力が1.5倍になるという常識を覆したソールです。さらに耐油性能も持ち合わせているため私が知りうる限りこれ以上パワーリフティングに適したソールは今現在存在しません。

何かエポックメイキングな素材が開発されない限りこれは覆せないと考えます。

皆さんはハイパーVと言えば、一種類だけと思われているかもしれませんが数多くのラインナップがあり、特性がそれぞれ異なります。その中でもたび靴に使われていたハイパーVは、パワーリフティングとの相性が良かったため三土手さんの目に止まり、パワーリフティング界に知られることとなりました。

ハイパーVソールの良い点は高いグリップ力だけでなく、「どのような床に対しても一定以上のグリップ力を安定して発揮できるところです。」

つまり、弱点となる床が存在しないことです。ラックやバーベルは購入して合わせることができますが、影響力を無視できない床は当日に用意されたプラットフォームで試技しなければならず、事前練習ができません。どの床に対しても一定以上のグリップ力が出せるだけで唯一無二の性能です。

日進ゴムさんに製品テストの方法を少し教えていただきましたが、非常に過酷な条件でも試験されていてそれが安定したより強いグリップ力の担保となっていることを確信しました。単純に普通のゴムにVの字を入れるだけではハイパーVにはなりません。ゴムの質がそもそも異なります。

ハイパーVの弱点といえば、ソールが汚れたり、粉をかみますとグリップ力は落ちます。これはハイパーVに限らずどのソールでも共通ですので試合前はアルコールでメンテナンスをして、試技直前に雑巾を踏むのは必須です。

面白いのは、日進ゴムさんは粉にも強いハイパーVを持っていることです。IRONHOLD PROの最初の開発段階でこれを使用したら最強ではないかと提案しましたが、粉ハイパーVは柔らかすぎるためパワーリフティング用途には向かないと残念ながら採用には至りませんでした。

パワーリフティングでは、製品が硬いほど荷重による沈み込みによる力の減衰が減りますので有利となるため硬い製品が好まれます。これは物理ですので覆りません。

ミルバスタソールは従来品のハイパーVソールよりも1mm薄くなった事によるソールの沈み幅が減った事とソール自体が硬くなった事によりグリップ力が発揮されるまでの応答時間が短くなっています。そのため踏ん張りに対してすぐに強いグリップ力が発揮されてしまうためフォームを組む時、特にデッドリフトのヒンジ動作からの出力ではタイミングが変わります。

人によってはこれを嫌う方もいらっしゃると思います。しかしながら、物理の方が正しいため靴に合わせて慣れるのが正しい選択肢です。明らかに有利になるシューズがあるのに慣れの問題でそれを避けるのは失礼ながらコンフォートゾーンに入られており、常に向上を目指されている選手の取る選択肢とは言えないのではないでしょうか。 

2 1mm薄くなった事による優位性

ソールの総圧が1mm薄くなりました。

これをたった1mmの誤差ととらえるか1mmも有利になったととらえるかで大きく変わります。

先日行われました東京都パワーリフティング大会でPROMAXモデルの展示を行いましたが、触られた方は全員ミルバスタのたった1mmしか変わらないはずの変化を大きな変化と感じ取り絶対にこれを履くという感想の方が多数でした。

触り比べた時の表情の変化が非常にわかりやすかったです。人間は1mmの差を誤差ではなく感じ取れます。ベンチプレスでは1mmもお尻をつけるのが有利となり、デッドリフトでは1mmも有利な高さから引けるシューズです。 

3 アッパー形状、かかと部分の変更

アッパー形状には、パワーリフティング用フラットシューズとして初となる「クォーターカット」を採用しています。ローカットの自由度とミドルカットのホールド感を両立し、スクワットやデッドリフト時における足首の安定性を劇的に高めます。かかと高さの要素も高すぎるとベンチプレスがやりにくく、低いとスクワットやデッドリフトでの安定性に劣ります。ここがIRONHOLD PROの構造上の弱点でしたが、ラストを変更すること無くクウォーターカットにできたことにより、中途半端ではなく、トレードオフを制した良いとこ取りができました。

またかかと内部もよりフィット感を高め、クウォーターカットの恩恵を受けられるように部材を追加しました。 

4 剛性の強化

上記のかかと部分のフィット性を高めることと同時に補強構造も最適化し、ソールが薄くなった事による剛性の低下というトレードオフの関係にある問題を解決しております。踏ん張った力で靴がたわむ事無く、地面に伝わります。

これによりスクワットでフラットシューズを使用される選手にとっても第一選択肢となります。 

BREAKING RECORDS

全ては選手の記録の向上のために課せられた弊社のミッションです。

IRONHOLD PROMAXは、現行品であるIRHONHOLD PROを遥かに超える性能を有し、あらゆる設計思想を「記録更新」に集中させたプロダクトです。 

予約と販売時期

製造スケジュール確定次第、予約を開始いたします。限定生産品ですので入手されたい方や人気にサイズの方はお早めにご予約をお願いします。

実際の納品は秋以降になると思われます。

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