development
ロングシングレットサンプル状況
ロングシングレットはいつ出るんですか?と、よく聞かれますが開発中です。 実際には数年前に一度作ってIPFに提出したのですが、当時はロングシングレットの上にニースリーブを履いてはならず、ロングシングレットかニースリーブかの選択制だったため、記録向上の大きいニースリーブを採用し、ロングシングレットはIPF公認取得を見送りました。 しかしながら、去年急にルール改定されロングシングレットの上にニースリーブを履くことができるようになってしまったため色々と可能性が広がりました。 そうこうしていうちに各社「いつのまに何故か」シングレットが強化されてしまったので開発を一からやり直すこととなりました。 某社のロングシングレットをベースに各部サイズの最適化を行っています。 皆様が欲しいあの機能やその機能も搭載させ、存在してはいけないのですが記録の出るシングレットを目指します。問題はこれらに耐えうる縫製をしないといけないのですが、あの縫製方法でなんとかなるのではと考えています。 シングレットはルールで詰めることができますので将来的に結局フルギア化路線待った無しになることを予言しておきます。(ただし、物理的な制限でフルギアと同等になることは不可能です。) ノーギアとは?
ロングシングレットサンプル状況
ロングシングレットはいつ出るんですか?と、よく聞かれますが開発中です。 実際には数年前に一度作ってIPFに提出したのですが、当時はロングシングレットの上にニースリーブを履いてはならず、ロングシン...
STK-2 スクワットシューズ サンプル状況
総監督の小早川氏より「極まった」と、いうお言葉をいただきましたので量産に向けて動きます。 STK-1で実証された「生体力学的な正解」を土台としつつ、素材の面積と物理加工をエンジニアリングすることで、高重量域での機能性を飛躍的に高めています。 STK-1とSTK-2は同じラストであり、同じ特許を使用しており、どちらも記録を上げるためのシューズという点では合致していますが、性格がかなり異なるシューズです。 STK-1は、万人にバックステップのしやすさ、強い床反力、スクワットの軌道をオートマチックに教えてくれるという100点のシューズです。1しか無かった時はこれこそが尖った性能のスクワットシューズでしたが、2のサンプルが誕生した現在では高次元バランス型という位置付けに変わりました。 一方で、STK-2は剛性をさらに高め限界ギリギリの数字を取るためのシューズです。物理的にはこちらの方が明確に記録が出ますが、人によっては強すぎる剛性に飲まれてしまう可能性のある妖刀仕様、一撃覇道型のシューズです。 変化させたのは剛性だけですが、性格が全く異なるシューズに至りました。 しかしながら、バックステップのしやすさやしゃがみやすさは継承しつつ、床反力を大幅に強化しています。強化しすぎてしまった事による反動が身体に影響します。そのため人によっては蝕まれる可能性があります。 しかしながら、おしかりを受けることを覚悟の上で書きますが、物理的に反発力が強く、剛性が高く、減衰効果が小さいため記録が出るのは2であり、記録向上を目指す選手たるもの妖刀でさえ使いこなすという覚悟と膂力があってしかるべきものと考えます。正しいのはいつも物理です。 剛性を上げたと書きましたが具体的には、 前足部、後足部両方にカーボンプレートを搭載したダブルカーボン仕様とし、さらに前足部のカーボンは1よりも増大させています。 このカーボンプレートの面積増加が大幅に剛性を上げる事となりました。 1 カーボン面積の増大による「支持基底面」の強化 前足部のカーボン面積を増加させました。これが高重量下で大きな意味を持ちます。プレートの面積がひろがった事で、剛性が強化された事による土台が安定化し、足裏全体で受ける凄まじい圧力を広い面積範囲で受け止めることにより、分散させることが可能となりました。 2 横ブレの物理的抑制 左右のサポート範囲が広がったことで、セットアップ時の外側への流れ(リーニング)を防ぎ、盤石な構えを取ることができます。 3 カーボン部分の一部穴開け加工による剛性の最適化 開発初期段階で問題となった強すぎる剛性と硬さによるバックステップ及び足首への影響を軽減するため前足部カーボンに部分的に穴開け加工を施し、硬度を最適化しました。この調整により、MP関節の曲がる方向には適切な「しなり」を持たせることにより、増大した剛性と足の動きをさまたげないというトレードオフを両立化させ、STK-1をさらに超えるバックステップ力に昇華させました。 4 エネルギー伝達の効率化 硬度を最適化した事で、荷重がかかった際のプレートの復元力も向上させました。ステップ時の軽快感と、ボトムからの立ち上がりにおいて減衰することなくダイレクトな力の伝達効率を高めました。 5 屈曲構造の継承と「面」での設置と理想的なトゥブレイク 高重量を背負ったバックステップでは、趾の付け根(MP関節)自然な動きが安定の鍵となります。STK-1から継承された特許構造による正しい屈曲位置により、かかとからつま先への荷重移動がスムーズに行われます。これにより、動作中の「カクつき」や足首の「詰まり」を解消し、重心の揺らぎを最小限に抑えます。 6 設置面積の動的維持 適切な屈曲性があることで、足裏が地面の形状に追従します。重圧が係る局面においても、点ではなく「面」で地面をとらえ続けることができ、グリップ力と安定性が持続します。 ここまで1よりも優れた点を書きましたが、人によっては導入を慎重にされた方が良いケースもあります。...
STK-2 スクワットシューズ サンプル状況
総監督の小早川氏より「極まった」と、いうお言葉をいただきましたので量産に向けて動きます。 STK-1で実証された「生体力学的な正解」を土台としつつ、素材の面積と物理加工をエンジニアリングすること...
IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 最終サンプル完成
アイアンホールドプロがフルモデルチェンジ! その名は、IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 伊藤忠商事株式会社様と日進ゴム株式会社様が共同で開発した、極薄、超硬、グリップ力が従来の1.5倍あるMILVASTA(ミルバスタ)ソールを搭載したフラットシューズです。私がXで天界の武具に相当すると表現した製品です。この靴の誕生によりパワーリフティング用フラットシューズの性能面での競争は終結したと宣言します。これ以上の性能を出すことはエポックメイキングな素材が開発されない限りは不可能であり、性能を重視した製品開発は無意味です。以下にすでに頂点性能であるIRONHOLD PROとの比較でご説明いたします。 1 ソールの変更 従来品よりも総厚で1mm薄くなっており、さらにゴムの硬度も高くなっています。硬くなったにも関わらずグリップ力が1.5倍になるというトレードオフの関係をぶち壊しています。 ゴムは、荷重された時少し潰れてから摩擦力を発揮します。そのためゴムが硬くなりますと潰れる量が減るため摩擦力が減り、滑りやすくなります。 しかしながら、日進ゴムさんの非常に高い技術力により、グリップ力が1.5倍になるという常識を覆したソールです。さらに耐油性能も持ち合わせているため私が知りうる限りこれ以上パワーリフティングに適したソールは今現在存在しません。 何かエポックメイキングな素材が開発されない限りこれは覆せないと考えます。 皆さんはハイパーVと言えば、一種類だけと思われているかもしれませんが数多くのラインナップがあり、特性がそれぞれ異なります。その中でもたび靴に使われていたハイパーVは、パワーリフティングとの相性が良かったため三土手さんの目に止まり、パワーリフティング界に知られることとなりました。 ハイパーVソールの良い点は高いグリップ力だけでなく、「どのような床に対しても一定以上のグリップ力を安定して発揮できるところです。」 つまり、弱点となる床が存在しないことです。ラックやバーベルは購入して合わせることができますが、影響力を無視できない床は当日に用意されたプラットフォームで試技しなければならず、事前練習ができません。どの床に対しても一定以上のグリップ力が出せるだけで唯一無二の性能です。 日進ゴムさんに製品テストの方法を少し教えていただきましたが、非常に過酷な条件でも試験されていてそれが安定したより強いグリップ力の担保となっていることを確信しました。単純に普通のゴムにVの字を入れるだけではハイパーVにはなりません。ゴムの質がそもそも異なります。 ハイパーVの弱点といえば、ソールが汚れたり、粉をかみますとグリップ力は落ちます。これはハイパーVに限らずどのソールでも共通ですので試合前はアルコールでメンテナンスをして、試技直前に雑巾を踏むのは必須です。 面白いのは、日進ゴムさんは粉にも強いハイパーVを持っていることです。IRONHOLD PROの最初の開発段階でこれを使用したら最強ではないかと提案しましたが、粉ハイパーVは柔らかすぎるためパワーリフティング用途には向かないと残念ながら採用には至りませんでした。 パワーリフティングでは、製品が硬いほど荷重による沈み込みによる力の減衰が減りますので有利となるため硬い製品が好まれます。これは物理ですので覆りません。 ミルバスタソールは従来品のハイパーVソールよりも1mm薄くなった事によるソールの沈み幅が減った事とソール自体が硬くなった事によりグリップ力が発揮されるまでの応答時間が短くなっています。そのため踏ん張りに対してすぐに強いグリップ力が発揮されてしまうためフォームを組む時、特にデッドリフトのヒンジ動作からの出力ではタイミングが変わります。 人によってはこれを嫌う方もいらっしゃると思います。しかしながら、物理の方が正しいため靴に合わせて慣れるのが正しい選択肢です。明らかに有利になるシューズがあるのに慣れの問題でそれを避けるのは失礼ながらコンフォートゾーンに入られており、常に向上を目指されている選手の取る選択肢とは言えないのではないでしょうか。 2 1mm薄くなった事による優位性 ソールの総圧が1mm薄くなりました。 これをたった1mmの誤差ととらえるか1mmも有利になったととらえるかで大きく変わります。 先日行われました東京都パワーリフティング大会でPROMAXモデルの展示を行いましたが、触られた方は全員ミルバスタのたった1mmしか変わらないはずの変化を大きな変化と感じ取り絶対にこれを履くという感想の方が多数でした。 触り比べた時の表情の変化が非常にわかりやすかったです。人間は1mmの差を誤差ではなく感じ取れます。ベンチプレスでは1mmもお尻をつけるのが有利となり、デッドリフトでは1mmも有利な高さから引けるシューズです。 ...
IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 最終サンプル完成
アイアンホールドプロがフルモデルチェンジ! その名は、IRONHOLD PROMAX THE MILVASTA SOLE 伊藤忠商事株式会社様と日進ゴム株式会社様が共同で開発した、極薄、超硬、...