
ブッシュドノエルのカロリーと栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)および筋力トレーニングとの関わり(摂取タイミング・筋肥大やダイエットでの食べ方など)について解説します。
ブッシュドノエルとはどんな食べ物?
ビュッシュ・ド・ノエル (仏: bûche de Noël) は、クリスマスに作られる木を模したケーキ。ブッシュ・ド・ノエルとも。フランス語でノエルが「クリスマス」、ビュッシュは「木(丸太)」で「クリスマスの木」の意。その名の通り丸太(または、切り株、木の薪)の形をイメージしている。基本的にクリスマスケーキとして食べられる。他のケーキ同様に洋菓子店で売られるが、一部出来合いの材料を使うことで、家庭でも比較的簡単に作ることができる。
輪切りにしていない長いままのロールケーキの表面をココアクリーム(ココアで茶色く着色したバタークリーム)で覆い、そこにフォークでひっかくようにして波型の筋をつけて、樹皮をかたどる。さらに枝を模したチョコレートや、雪を模したホイップクリームや粉砂糖でデコレーションして作られる。
ブッシュドノエルのカロリー・栄養素
ブッシュドノエル100gあたりのカロリー・栄養素は以下のとおりです。
エネルギー:320kcal
タンパク質:4.99g (19.96kcal)
脂質:23.65g (212.85kcal)
炭水化物:20.59g (82.36kcal)
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
食事の三大栄養素について

食事の三大栄養素(エネルギー産生栄養素)とは、タンパク質(protein)・糖質(carbohydrate)・脂質(fat)の三種類です。そして、その三種類の栄養素の頭文字をとって、栄養素バランスのことをPCFバランスと呼びます。
この三種類の栄養素の特徴とグラムあたりのカロリーは以下の通りです。
○タンパク質(4kcal/g)
タンパク質は筋肉を構成する物質で、筋トレで鍛えた筋肉を大きくするための材料となります。
○糖質(4kcal/g)
糖質は活動のためのエネルギー源になるだけでなく、タンパク質を筋肉として合成する時の筋肉合成カロリーとして働きます。
○脂質(9kcal/g)
脂質も糖質と同様のエネルギー源としての働きを持ちますが、グラムあたりの熱量が高く、貯蔵エネルギーとして効率的なので、余剰カロリーは体脂肪として貯えられます。
厚生労働省による三大栄養素に関する記載
エネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、たんぱく質・脂質・炭水化物の総称。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は、三大栄養素とも言われていました。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-013.html
ブッシュドノエルと筋力トレーニング
ブッシュドノエルは、タンパク質を含む純度の高いカロリー食品ですので、筋肥大トレーニング前のエネルギー補給に有効です。消化吸収の速い糖質がトレーニング前半に、消化吸収の穏やかな脂質がトレーニング後半に作用します。
ダイエットトレーニングの場合は、ハイカロリー傾向にありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
トレーニング向きのスイーツ
トレーニングに有効なタンパク質食材

筋力トレーニング後の食材として欠かせないのが高タンパク質・低カロリーな肉類・魚介類です。
そして、常にトレーニングに有効な食事を摂取するためには、日によって品質にばらつきのないよう、あらかじめ品質を確認した食材を冷凍ストックしておくといった工夫が有効的です。
▼具体的なタンパク質食材例
筋力トレーニングに有効な肉類・魚介類
食事・栄養に関する記事

筋力トレーニングと食事・栄養に関する情報については、下記の記事をご参照ください。