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ONI CUP|オンラインベンチプレスバトル|試技結果公開ページ
本イベントの応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。 大会結果男子ヒーロークラス1位 なごぴー選手 20回2位 山本貴之選手 6回 男子トレーニークラス1位 ちゃんだい選手 36回2位 ビッグパパパンプアップ選手 31回3位 がっつ選手 29回 女子該当者無し ヒーロクラス(男子無差別級|200kg挙上の部)なごぴー選手第一試技|記録20回 山本貴之選手第一試技|記録6回 第二試技|記録7回 トレーニークラス(男子軽量級|100kg挙上の部)池ちゃん選手第一試技|記録6回第二試技|記録7回第三試技|記録9回 しょうた選手第一試技|記録13回 ちゃんだい選手第一試技|記録25回 この投稿をInstagramで見る Daisuke Maruyama(@daisukeee617)がシェアした投稿 - 2020年 6月月12日午前2時36分PDT 第二試技|記録36回 この投稿をInstagramで見る Daisuke Maruyama(@daisukeee617)がシェアした投稿 - 2020年 6月月15日午前6時09分PDT ビッグパパパンプアップ選手第一試技|記録31回 taka選手第一試技|記録24回 がっつ選手第一試技|記録29回 けんじ選手第一試技|記録15回 部長選手第二試技|記録24回 ヒロインクラス(女子無差別級|100kg挙上の部)募集中 トレーニークラス(女子軽量級|50kg挙上の部)募集中...
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【腕相撲とアームレスリングの違い】ルールの有無とスタート打撃について
腕相撲とアームレスリングの違いについて、元日本代表で一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟常任理事・レフリー委員長の筆者が解説します。 ■腕相撲とアームレスリングの違い①●公式ルールの有無腕相撲とアームレスリングの最大の相違点は、腕相撲が友人同士の厳密なルールのない遊びなのに対し、アームレスリングは国際的に統一されたルールに基づいて行うスポーツ競技であることです。 アームレスリングには、さまざまなワーニング(注意)やファール(警告)の規定が設けられていますが、それらについては公式ルールページをご参照ください。 JAWAアームレスリング公式ルールページIFA国際アームレスリング公式ルールページ アームレスリングのルールを簡単に表記すると以下のようになります。 ①公式台で両選手が向かい合い、エルボーパッドに肘をつき、もう片方の手でペグを握る ②肩のラインが台と平行になるように構える ③手首のラインをお互いにストレートにする ④レフリーの「レディー・ゴー」で試合開始 ⑤片側の手首ラインがピンラインより下がると勝敗が決まる ※肘がエルボーパッドから浮く・外れるとファール ※フライングなどはワーニング ※ワーニング2回で1ファール、ファール2回で反則負け ■腕相撲とアームレスリングの違い②●スタート打撃の有無腕相撲が「せーの」で始まる力比べなのに対し、アームレスリングは打撃に近いスタートで始まります。 こちらの動画は、JAWA全日本アームレスリング選手権の実際の試合の様子です。アームレスリングのスタートが一瞬の打撃であることが理解いただけると思います。 このアームレスリングの打撃を生むのは足の踏み込みで、その踏み込みを体幹で加速し、肩や肘といった関節部分でロスしないように手に伝えるのがアームレスリングのスタートです。 このためには、肩関節の固定と肘関節の固定が重要になります。 ▼参照記事【腕相撲の肩の固定】効率的に勝つための技ごとの構え方(肘の位置) 【腕相撲の肘の角度】筋肉の収縮特性を理解して効率的に相手を倒す方法 ■腕相撲とアームレスリングの違い③●技(テクニック)についてアームレスリングには大きく三つの技があり、一つは「吊り手」とも呼ばれる「トップロール」、一つは「噛み手」とも呼ばれる「フック」です。そして、その中間的な特徴を持つ速攻技の「横倒し」と呼ばれる「サイドアタック」の三つです。 もちろん、日常での腕相撲に応用することができます。 まずは、その三つの基本アームレスリング技(トップロールとフック)を、世界最高峰のプロ大会や世界選手権および全日本選手権の動画からご紹介します。 ・トップロールの模範的動画黄色のユニフォームを着たほうの選手がトップロールを使う選手ですが、まずは、この動画をじっくりとご覧ください。 アームレスリングの予備知識がない方にとっては予想外の方向・軌道への技だと思います。 一般的な方の「腕相撲のイメージ」は手首を巻き込んで、横方向に倒すものだと思いますが、トップロールでは自身の手の甲が上になる方向に手首をロールするとともに後ろ上方に相手の手を吊り上げ、そこから相手の指先→手首→肘の順に伸ばして斜め後方に倒していきます。 自身の一番強い部分「手首付近」で相手の一番弱い部分「指先」を攻撃するのですから、倍以上の筋力差があっても倒せてしまいます。 ・フックの模範動画こちらは、むかって右側の選手が使うフックがきれいに決まって勝利している動画です。フックは一般的な方の「腕相撲の概念」に近いテクニックで、一見すると単に手首を巻きつけて横向きに倒しているように見え、技ではなく力任せに見えるはずです。 しかし、実際には組んだ手のなかでミリ単位の動きを必要とするテクニックであり、非常に多くのバリエーションがあります。 もっともスタンダードなフックが上の動画の「下噛み」と呼ばれるもので、スタートの瞬間に①拳を上方へ突き上げながらの前腕回外回旋(手の平が自分に向く方向の捻り)→②指先を数ミリ奥へ滑らせながら手首屈曲(ストローク)を行います。 これにより、相手の親指付け根は自身の手首の下敷きになった状態になります。一見すると互角の手首の巻き合いに見えますが、技が決まっているほうはミリ単位で「自分だけ噛んでいる(手首を巻いている)」に等しい状態となっています。...
【腕相撲とアームレスリングの違い】ルールの有無とスタート打撃について
腕相撲とアームレスリングの違いについて、元日本代表で一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟常任理事・レフリー委員長の筆者が解説します。 ■腕相撲とアームレスリングの違い①●公式ルールの有無...
【腕相撲に必要な手首の強さ】技ごとに重要となる前腕筋の鍛え方
腕相撲(アームレスリング)は「前腕のスポーツ」とも呼ばれるほど手首の強さが重要です。 その技(トップロールとフック)ごとに重要となる前腕の筋肉部位を解説するとともに、具体的なトレーニング方法を解説します。 ■手首の動作と前腕の筋肉手首はとても複雑な動きを持ち、屈曲(掌屈)・伸展(背屈)・外転(橈屈)・内転(尺屈)・回内・回外の作用があります。 ■アームレスリングの三つの技●トップロール・フック・サイドアタックアームレスリングには大きく三つの技があり、一つは「吊り手」とも呼ばれる「トップロール」、一つは「噛み手」とも呼ばれる「フック」です。そして、その中間的な特徴を持つ速攻技の「横倒し」と呼ばれる「サイドアタック」の三つです。 もちろん、日常での腕相撲に応用することができます。 まずは、その三つの基本アームレスリング技(トップロールとフック)を、世界最高峰のプロ大会や世界選手権・全日本選手権の動画からご紹介します。 ■トップロールのやり方と手首の鍛え方黄色のユニフォームを着たほうの選手がトップロールを使う選手ですが、まずは、この動画をじっくりとご覧ください。 アームレスリングの予備知識がない方にとっては予想外の方向・軌道への技だと思います。 一般的な方の「腕相撲のイメージ」は手首を巻き込んで、横方向に倒すものだと思いますが、トップロールでは自身の手の甲が上になる方向に手首をロールするとともに後ろ上方に相手の手を吊り上げ、そこから相手の指先→手首→肘の順に伸ばして斜め後方に倒していきます。 自身の一番強い部分「手首付近」で相手の一番弱い部分「指先」を攻撃するのですから、倍以上の筋力差があっても倒せてしまいます。 ●トップロールに必要な前腕の筋肉トップロールに必要となるのが、回内回旋の筋力と外転(橈屈)の筋力です。 具体的な鍛え方としては、手首を立てる動作のリストハンマー、手首を捻る動作のリストスピネーションといった種目でトレーニングを行います。 また、これらを実戦的な一連の動作として鍛えることのできる、トップロール専用のトレーニング器具(ケーブルアタッチメント)もあります。 ●トップロール専用トレーニング器具トップロールハンドルの詳細 ■フックのやり方と手首の鍛え方こちらは、むかって右側の選手が使うフックがきれいに決まって勝利している動画です。フックは一般的な方の「腕相撲の概念」に近いテクニックで、一見すると単に手首を巻きつけて横向きに倒しているように見え、技ではなく力任せに見えるはずです。 しかし、実際には組んだ手のなかでミリ単位の動きを必要とするテクニックであり、非常に多くのバリエーションがあります。 もっともスタンダードなフックが上の動画の「下噛み」と呼ばれるもので、スタートの瞬間に①拳を上方へ突き上げながらの前腕回外回旋(手の平が自分に向く方向の捻り)→②指先を数ミリ奥へ滑らせながら手首屈曲(ストローク)を行います。 これにより、相手の親指付け根は自身の手首の下敷きになった状態になります。一見すると互角の手首の巻き合いに見えますが、技が決まっているほうはミリ単位で「自分だけ噛んでいる(手首を巻いている)」に等しい状態となっています。 その後、横方向へ倒しますが、直線ではなく相手の親指を外側に倒す方向に捻りながら曲線軌道で倒します。アームレスリング業界では、この動きが雑巾を絞る動きに似ていることから「絞り倒す」とも表現します。 ●フックに必要な前腕の筋肉フックに必要となるのが回外回旋の筋力と手首の屈曲(掌屈)の筋力です。 具体的には、手首を曲げる動作のリストカールや、前腕を回外させる動作のダンベルコンセントレーションカールなどで鍛えます。 また、これらを実戦的な一連の動作として鍛えることのできる、フック専用のトレーニング器具(ケーブルアタッチメント)もあります。 ●フック専用トレーニング器具 フックハンドルの詳細 ■サイドアタックのやり方と手首の鍛え方こちらは、実際の試合でのアームレスリング全日本チャンピオンのサイドアタック(横倒し)の様子です。 トップロールとフックの中間的な特徴を持ち、一気に真横に倒す技で、もっとも筋力が必要となるテクニックです。 筆者の友人でもある動画の全日本チャンピオン(中島選手)が愛用しているのが、前述のトップロールハンドル・フックハンドル、そしてサイドアタックに重要となるストローク力を鍛えるための最新トレーニング器具「ウルトラグリップ」&「ストラップローラー」です。 ウルトラグリップの詳細 ストラップローラーの詳細 ■腕相撲の解説記事【腕相撲の勝ち方とコツ】得意なBIG3種目別にアームレスリングの技と筋トレメニューを解説...
【腕相撲に必要な手首の強さ】技ごとに重要となる前腕筋の鍛え方
腕相撲(アームレスリング)は「前腕のスポーツ」とも呼ばれるほど手首の強さが重要です。 その技(トップロールとフック)ごとに重要となる前腕の筋肉部位を解説するとともに、具体的なトレーニング方法を解...
【腕相撲の基本技】トップロール(吊り手)とフック(噛み手)とサイドアタック(横倒し)
腕相撲(アームレスリング)の基本技である3種類のテクニック、つまりトップロール(吊り手)・フック(噛み手)・サイドアタック(横倒し)について解説します。 ■アームレスリングの三つの技●トップロール・フック・サイドアタックアームレスリングには大きく三つの技があり、一つは「吊り手」とも呼ばれる「トップロール」、一つは「噛み手」とも呼ばれる「フック」です。そして、その中間的な特徴を持つ速攻技の「横倒し」と呼ばれる「サイドアタック」の三つです。 もちろん、日常での腕相撲に応用することができます。 まずは、その三つの基本アームレスリング技(トップロールとフック)を、世界最高峰のプロ大会や世界選手権および全日本選手権の動画からご紹介します。 ・トップロールの模範的動画黄色のユニフォームを着たほうの選手がトップロールを使う選手ですが、まずは、この動画をじっくりとご覧ください。 アームレスリングの予備知識がない方にとっては予想外の方向・軌道への技だと思います。 一般的な方の「腕相撲のイメージ」は手首を巻き込んで、横方向に倒すものだと思いますが、トップロールでは自身の手の甲が上になる方向に手首をロールするとともに後ろ上方に相手の手を吊り上げ、そこから相手の指先→手首→肘の順に伸ばして斜め後方に倒していきます。 自身の一番強い部分「手首付近」で相手の一番弱い部分「指先」を攻撃するのですから、倍以上の筋力差があっても倒せてしまいます。 ・トップロールの動作軌道トップロールの動作軌道を上から見たのが、こちらの図になります。 その手順は以下の通りです。 ①てこの原理で相手の指先を吊り上げる ②回内回旋をして相手の手をひっくり返す ③斜め後方に引き倒す ▼詳しい技のやり方 腕相撲の吊り手|アームレスリングのトップロールのやり方と軌道 ・トップロール専用トレーニング器具トップロールハンドルの詳細 ・フックの模範動画こちらは、むかって右側の選手が使うフックがきれいに決まって勝利している動画です。フックは一般的な方の「腕相撲の概念」に近いテクニックで、一見すると単に手首を巻きつけて横向きに倒しているように見え、技ではなく力任せに見えるはずです。 しかし、実際には組んだ手のなかでミリ単位の動きを必要とするテクニックであり、非常に多くのバリエーションがあります。 もっともスタンダードなフックが上の動画の「下噛み」と呼ばれるもので、スタートの瞬間に①拳を上方へ突き上げながらの前腕回外回旋(手の平が自分に向く方向の捻り)→②指先を数ミリ奥へ滑らせながら手首屈曲(ストローク)を行います。 これにより、相手の親指付け根は自身の手首の下敷きになった状態になります。一見すると互角の手首の巻き合いに見えますが、技が決まっているほうはミリ単位で「自分だけ噛んでいる(手首を巻いている)」に等しい状態となっています。 その後、横方向へ倒しますが、直線ではなく相手の親指を外側に倒す方向に捻りながら曲線軌道で倒します。アームレスリング業界では、この動きが雑巾を絞る動きに似ていることから「絞り倒す」とも表現します。 ・フックの動作軌道フックの動作軌道を上から見たのが、こちらの図です。 その手順は以下の通りです。 ①横向きに回外回旋しながら相手の手首を下敷きにする ②後方に引き込む ③横向きに捻りながら倒す ▼詳しい技のやり方 腕相撲の噛み手|アームレスリングのフックのやり方と軌道 ・フック専用トレーニング器具 フックハンドルの詳細...
【腕相撲の基本技】トップロール(吊り手)とフック(噛み手)とサイドアタック(横倒し)
腕相撲(アームレスリング)の基本技である3種類のテクニック、つまりトップロール(吊り手)・フック(噛み手)・サイドアタック(横倒し)について解説します。 ■アームレスリングの三つの技●トップロー...
【腕相撲に勝つ握力】必要となるピンチ力とホールド力の鍛え方
「腕相撲に握力は関係ない」とはよく言われることですが、それは一般的に考えられている握力=クラッシュ力のことであり、ピンチ力やホールド力などの握力は腕相撲にとても重要です。 腕相撲に勝つために必要な握力の種類と鍛え方を、アームレスリング元日本代表・現日本アームレスリング連盟常任理事・レフリー委員長の筆者が解説します。 ■腕相撲の二つの技●トップロール(吊り手)とフック(噛み手)アームレスリングには大きく二つの技があり、一つは「吊り手」とも呼ばれる「トップロール」、もう一つが「噛み手」とも呼ばれる「フック」です。もちろん、日常での腕相撲に応用することができます。 まずは、その二つのアームレスリングの技を、世界最高峰のプロ大会や世界選手権の動画からご紹介します。 トップロールの模範的動画黄色のユニフォームを着たほうの選手がトップロールを使う選手ですが、まずは、この動画をじっくりとご覧ください。 アームレスリングの予備知識がない方にとっては予想外の方向・軌道への技だと思います。 一般的な方の「腕相撲のイメージ」は手首を巻き込んで、横方向に倒すものだと思いますが、トップロールでは自身の手の甲が上になる方向に手首をロールするとともに後ろ上方に相手の手を吊り上げ、そこから相手の指先→手首→肘の順に伸ばして斜め後方に倒していきます。 自身の一番強い部分「手首付近」で相手の一番弱い部分「指先」を攻撃するのですから、倍以上の筋力差があっても倒せてしまいます。 フックの模範動画こちらは、むかって右側の選手が使うフックがきれいに決まって勝利している動画です。フックは一般的な方の「腕相撲の概念」に近いテクニックで、一見すると単に手首を巻きつけて横向きに倒しているように見え、技ではなく力任せに見えるはずです。 しかし、実際には組んだ手のなかでミリ単位の動きを必要とするテクニックであり、非常に多くのバリエーションがあります。 もっともスタンダードなフックが上の動画の「下噛み」と呼ばれるもので、スタートの瞬間に①拳を上方へ突き上げながらの前腕回外回旋(手の平が自分に向く方向の捻り)→②指先を数ミリ奥へ滑らせながら手首屈曲(ストローク)を行います。 これにより、相手の親指付け根は自身の手首の下敷きになった状態になります。一見すると互角の手首の巻き合いに見えますが、技が決まっているほうはミリ単位で「自分だけ噛んでいる(手首を巻いている)」に等しい状態となっています。 その後、横方向へ倒しますが、直線ではなく相手の親指を外側に倒す方向に捻りながら曲線軌道で倒します。アームレスリング業界では、この動きが雑巾を絞る動きに似ていることから「絞り倒す」とも表現します。 ■腕相撲の技ごとに必要な握力腕相撲の技ごとに要求される握力の種類は以下の通りです。 〇トップロール(吊り手)トップロール(吊り手)は相手の親指を捕まえてコントロールすることが重要ですので、相手の親指をつまんで離さないピンチ力が最重要となります。 〇フック(噛み手)フック(噛み手)は相手に吊られずに、なおかつ相手の拳全体を包んでコントロールすることが重要ですので、手が開くのを防ぐホールド力が最重要となります。 ■腕相撲に必要な握力の鍛え方●ピンチ力の鍛え方ピンチ力とは指を伸ばした状態での握力のことで、いわゆる「つまむ力」のことです。不定形をしたものを掴むときに重要な力で、柔道・レスリングなどの対人コンタクト競技で重要となる力です。 このほかに、アームレスリングのトップロールでは極めて重要な筋力になります。 鍛え方は簡単で、数センチから10センチ以内の重量物をつまみあげる動作を繰り返すことで鍛えられます。 ピンチ力を鍛えるのに、もっとも身近で安価なのが、こちらのようなコンクリートブロックです。全体をつまんだり、一辺だけをつまんだりすることで、つまむ厚さも変えられるのでたいへん便利です。 また、こちらの動画のようにバーベルのプレートをつまみ上げるトレーニングも有名です。 ・トップロール専用トレーニング器具トップロールハンドルの詳細 ●ホールド力の鍛え方ホールド力は手を保持する力で、特に指が伸びた状態での保持力に大きく関わります。多くの球技や、体操競技、クライミング競技、ウエイト競技などで重要な力です。 ホールド力を鍛えるのにおすすめなのが、バスケットボールを保持するトレーニングです。このほかにも、バーベルやダンベルのシャフトにスポンジなどを巻いて、グリップする太さを増すだけでもずいぶんホールド力のトレーニングになります。 さらに積極的にホールド力を鍛えたい方は、こちらの動画のような指立て伏せ(フィンガープシュアップ)がおすすめです。 ・フック専用トレーニング器具 フックハンドルの詳細 ■さらに詳しい解説記事【腕相撲に勝つ握力の鍛え方】まだ普通にハンドグリップを握ってるの?|ピンチ力が大事 ■腕相撲に必要な筋肉▼関連記事腕相撲にで使う筋肉部位と筋トレ|アームレスリングアジアメダリストが優先順位も解説 ■腕相撲の解説記事【腕相撲の勝ち方とコツ】得意なBIG3種目別にアームレスリングの技と筋トレメニューを解説...
【腕相撲に勝つ握力】必要となるピンチ力とホールド力の鍛え方
「腕相撲に握力は関係ない」とはよく言われることですが、それは一般的に考えられている握力=クラッシュ力のことであり、ピンチ力やホールド力などの握力は腕相撲にとても重要です。 腕相撲に勝つために必要...
【サッカーや陸上の体幹トレーニング】足を速くするには股関節周辺の筋肉を鍛える
長友選手がトレーニングに導入したことで一躍有名になった体幹トレーニングが、なぜサッカーや陸上などで速く走るために効果的なのか、筋肉の構造や働きをまじえながら解説するとともに、具体的に効果の高い体幹トレーニングメニューをご紹介します。 ■足を速くするために体幹を鍛える理由●脚の筋肉だけを鍛えても速くは走れないサッカーやラグビーなどのフィールドスポーツを筆頭に、速く走ることができると多くのスポーツ競技で非常に有利です。ですので、走ることを主体とする競技をしている人にとって「足を速くしたい」という思いは強いでしょう。そして、ついやってしまいがちな間違いが「脚の筋肉ばかり鍛える」ということです。 上の図を見れば一目瞭然ですが、太ももの筋肉は膝関節から先を動かし、ふくらはぎの筋肉は足首関節から先の筋肉を動かします。もちろん、これらの動作は速く走るためには必須のものですが、速く走るために最も重要なのは「足自体を強く速く持ち上げる」ことです。 そして、足自体を持ち上げている筋肉は股関節周辺の体幹インナーマッスルなのです。ですので、速く走りたいのであれば、これらを体幹トレーニングで鍛える必要があります。 ■足を持ち上げる体幹インナーマッスルとは●股関節周辺筋肉群(腸腰筋群・臀筋群・内転筋群)足を持ち上げたり、後ろに蹴り上げる動きをつかさどっているのが腸腰筋群・臀筋群・内転筋群の股関節周辺筋肉群です。 このなかで、太ももを持ち上げる働きがあるのが腸腰筋群(股関節前面)、脚を内側に回す動きをするのが内転筋群(股関節内側)、股関節を伸展・外旋させるのが臀筋群(お尻)の働きです。ですので、足を速くするためには、この三つの筋肉群を鍛えていく必要があります。 ■股関節周辺筋肉群のトレーニング法●腸腰筋群に効果の高いサイドシザース腸腰筋群に効果の高い体幹トレーニングの代表格が上の動画のサイドシザースです。ポイントはアウターマッスルを動員しないように気をつけることで、反動を使わずゆっくりとした動作を心がけてください。 左右10回ずつの反復を目安にするとよいでしょう。 ●腸腰筋群の仕上げトレに最適なニートゥーエルボーニートゥーエルボーは比較的強度の低い腸腰筋群の体幹トレーニングで、技術練習前のアップやトレーニング終了時のクールダウンとして最適な体幹トレーニング種目です。 ●内転筋群に効果のあるサイドプランク+上下運動内転筋群に効果のある体幹トレーニングがサイドプランクに上下運動を加えた上の動画のようなトレーニングです。 一回あたり5秒ほどの静止を加えながら上下し、左右5から10回ずつの反復を目安としてください。 ●内転筋群に効果的な高強度のヘビーサイドブリッジ腹斜筋の体幹トレーニングであるサイドプランクの脚部保持を、両足でなく片足のみで行うことにより内転筋群にも効果のある高強度サイドプランクがこちらのヘビーサイドブリッジです。頭から足までを一直線に保つように意識して行ってください。 ●臀筋群に効果大のエルボーニーストレッチ臀筋群に効果の大きい体幹トレーニングが上の動画のようなエルボーニーストレッチです。このトレーニングの最大のポイントは、背中を真っ直ぐにし一直線の状態を保つことです。 左右10~20回の反復を目安にしてください。 ●臀筋群・ハムストリングス・脊柱起立背筋に効果抜群のアームレッグクロスレイズアームレッグクロスレイズはエルボーニーストレッチ系体幹トレーニングの中で最高強度となる種目で、臀筋群だけでなく、ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)、脊柱起立背筋にも効果の高い体幹トレーニングメニューです。 ■足を速くする筋トレ方法●アウターマッスルもあわせて鍛えてさらに足を速く今回はインナーマッスルを体幹トレーニングで鍛えて足を速くする方法について詳しく解説してきましたが、さらに足を速くするためには大腿四頭筋やハムストリングスをはじめとしたアウターマッスルを通常の筋トレで鍛えていくことも大切です。 ▼関連記事 【下半身の筋トレメニュー】自宅~ジムでの大腿四頭筋・ハムストリングス・内転筋群の鍛え方
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長友選手がトレーニングに導入したことで一躍有名になった体幹トレーニングが、なぜサッカーや陸上などで速く走るために効果的なのか、筋肉の構造や働きをまじえながら解説するとともに、具体的に効果の高い体...