上唇挙筋の構造・作用と鍛え方(筋力トレーニング)

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上唇挙筋(Levator labii superior muscle|じょうしんきょきん)の構造・作用およびトレーニング方法について解説します。

 

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上唇挙筋の構造と作用

上唇挙筋は、表情筋(顔の筋肉)のなかでも口輪筋周辺から眼輪筋周辺にかけて位置する口筋の一種で、上唇と鼻翼を上方に引き上げる作用を持っています。

 

一方が皮膚で終わっている皮筋です。

 

上唇挙筋(じょうしんきょきん)は人間の頭部の浅頭筋のうち、口唇周囲にかけての口筋のなかで上唇と鼻翼を引き上げる働きをする筋肉である。

引用:Wikipedia「上唇挙筋」

 

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表情筋とは?

一般に表情筋と呼ばれる筋肉は、頭部のなかでも表層に位置する筋肉で、一方が皮膚で終わっている「皮筋」の総称で、浅頭筋とも呼ばれます。

 

浅頭筋(せんとうきん)は頭部の筋肉のうち、表層にある筋肉の総称。筋肉の一方が皮膚で終わっている皮筋である。「表情筋」とも呼ばれる。

引用:Wikipedia「浅頭筋」

 

表情筋は以下のように、4種類に分類されます。

 

①頭蓋表筋

頭蓋表筋(とうがいひょうきん)は一方が皮膚で終わっている皮筋と呼ばれる筋肉で、後頭前頭筋(前頭筋・後頭筋)と側頭頭頂筋から構成されています。頭皮を動かす作用があります。

 

②耳介筋

耳介筋(じかいきん)は耳周辺の筋肉で、一方が皮膚で終わっている皮筋です。外耳介筋と内耳介筋から構成されています。

 

③眼瞼筋

眼瞼筋(がんけんきん)は眼窩周辺に位置する皮筋で、眼輪筋と皺眉筋から構成されています。眼輪筋は瞼を開閉する作用、皺眉筋は眉間に皺を作る作用があります。

 

眼輪筋の構造・作用と鍛え方

皺眉筋の構造・作用と鍛え方

 

④鼻筋群

鼻筋群(びきんぐん)は鼻周辺に位置する筋肉で、鼻筋と鼻中隔下制筋から構成されています。鼻筋は鼻を狭めたり拡げたりする作用があり、鼻中隔下制筋は鼻中隔を下方に引く作用を持ちます。

 

⑤口筋

口筋(こうきん)は口周辺の表層筋の総称で、大頬骨筋・小頬骨筋・口角下制筋・口輪筋・上唇挙筋・口角挙筋・上唇鼻翼挙筋・頬筋・下唇下制筋・オトガイ筋から構成されており、口から頬にかけてのさまざまな動きをつかさどっています。

 

上唇挙筋の構造・作用と鍛え方

口角挙筋の構造・作用と鍛え方

大頬骨筋の構造・作用と鍛え方

小頬骨筋の構造・作用と鍛え方

笑筋の構造・作用と鍛え方

頬筋の構造・作用と鍛え方

下唇下制筋の構造・作用と鍛え方

口角下制筋の構造・作用と鍛え方

口輪筋の構造・作用と鍛え方

オトガイ筋の構造・作用と鍛え方

 

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上唇挙筋の鍛え方

上唇挙筋は大きな表情動作を意図的に行う「表情筋トレーニング」で鍛えることが可能です。

 

詳しくはリンク先をご参照ください。

 

▼表情筋トレーニングの具体的なやり方

【表情筋トレーニング】浅頭筋(眼瞼筋・鼻筋・口筋)の鍛え方

 

▼主な表情筋の構造と作用

表情筋(顔の筋肉)の構造・作用と鍛え方

 

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記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長

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