上腕二頭筋の構造・作用と起始停止および支配神経

上腕二頭筋(biceps brachii muscle)の構造・作用と起始停止および支配神経を解説します。

 

上腕二頭筋(じょうわんにとうきん、biceps brachii )は人間の上肢の筋肉。肘関節を屈曲した際によく浮き出る筋で通称力こぶと呼ばれている。

二頭の名の通り起始部が長頭と短頭に分かれている。長頭は肩甲骨関節上結節から起こり、上腕二頭筋長頭腱として関節包内・上腕骨結節間溝を通り、大部分は橈骨粗面に停止する。一部は尺骨の前腕筋膜に停止する。

引用:Wikipedia「上腕二頭筋」

 

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上腕二頭筋の構造

上腕二頭筋は長頭と短頭に部位分けされます。

 

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上腕二頭筋の作用

上腕二頭筋の作用は以下のとおりです。

 

上腕二頭筋長頭

上腕二頭筋長頭は、肘関節の屈曲(肘を曲げる動作)の作用を持っています。

 

上腕二頭筋短頭

上腕二頭筋短頭は、肘関節の屈曲(肘を曲げる動作)および前腕の回外(手の平が上を向く方向に回す動作)の作用を持っています。

 

上腕二頭筋が関与する動作

上腕二頭筋が関与する動作は具体的に、肘を曲げる、前腕を回すといった動作で、物を持ち上げたりドアノブを回す動作で使われます。

 

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上腕二頭筋の起始停止

上腕二頭筋の起始停止は以下のとおりです。

 

起始

長頭:肩甲骨関節上結節

短頭:肩甲骨烏口突起

 

停止

橈骨粗面および尺骨の前腕筋膜

 

上腕二頭筋は肩甲骨上部外側から起始し、前腕骨に停止しています。

 

上腕二頭筋の支配神経

上腕二頭筋の支配神経は以下のとおりです。

 

筋皮神経

 

上腕二頭筋の代表的トレーニング種目

上腕二頭筋が関与する代表的なトレーニング種目は以下の通りです。

 

逆手懸垂

チューブカール

チューブハンマーカール

チューブドラッグカール

チューブコンセントレーションカール

チューブリバースカール

ダンベルカール

コンセントレーションカール

ダンベルハンマーカール

ダンベルサイドカール

インクラインカール

リーバースインクラインカール

バーベルカール

バーベルリバースカール

バーベルドラッグカール

ケーブルカール

 

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上腕二頭筋の筋力トレーニング解説

上腕の筋力トレーニング

 

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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長

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