僧帽筋の構造・作用と起始停止および支配神経

僧帽筋(Trapezius)の構造・作用と起始停止および支配神経を解説します。

 

僧帽筋(そうぼうきん、英語: trapezius)は、人間の背中の一番表層にある筋肉である。

僧帽筋の起始は外後頭隆起から正中を下に下りるように、項靱帯、上項線、第七胸椎から第十二胸椎まで続き、停止は鎖骨の外側1/3、肩峰、肩甲骨の肩甲棘である。

引用:Wikipedia「僧帽筋」

 

スポンサーリンク

僧帽筋の構造

僧帽筋は、上部筋繊維・中部筋繊維・下部筋繊維の三部位に分けられます。

 

スポンサーリンク

僧帽筋の作用

僧帽筋の作用は以下のとおりです。

 

上部筋繊維

上部筋繊維は肩甲骨を斜め上方(首の方向)へ引き寄せる作用があります。

 

中部筋繊維

中部筋繊維は肩甲骨を中央(背骨の方向)へ引き寄せる作用があります。

 

下部筋繊維

下部筋繊維は肩甲骨を斜め下方(腰の方向)へ引き寄せる作用があります。

 

僧帽筋が関与する動作

僧帽筋が関与する動作は具体的に、のけぞったり、上や前や下から物を引き寄せる動作で多用されます。

 

スポンサーリンク

僧帽筋の起始停止

僧帽筋の起始停止は以下のとおりです。

 

起始

外後頭隆起から第7~第12胸椎の棘突起

 

停止

肩峰および肩甲骨の肩甲棘

 

僧帽筋は首の付け根から胸椎にかけての棘突起に起始し、鎖骨外側と肩甲骨に停止しています。

 

僧帽筋の支配神経

僧帽筋の支配神経は以下のとおりです。

 

副神経外枝および頚神経叢筋枝

 

僧帽筋の代表的トレーニング種目

僧帽筋が関与する代表的なトレーニング種目は以下の通りです。

 

懸垂

斜め懸垂

チューブデッドリフト

チューブローイング

チューブラットプルダウン

チューブショルダーシュラッグ

チューブリバースフライ

ダンベルデッドリフト

ダンベルローイング

ダンベルショルダーシュラッグ

スミスマシンデッドリフト

Tバーローイング

ケーブルローイング

ラットプルダウン

バーベルデッドリフト

バーベルベントオーバーローイング

バーベルショルダーシュラッグ

 

スポンサーリンク


僧帽筋の筋力トレーニング解説

背筋群の筋力トレーニング

 

スポンサーリンク


関連記事

筋肉の名称と作用の図鑑

アウターマッスルの主な筋肉の名称・作用および筋力トレーニングの実施方法については、下記の記事をご参照ください。

 

筋肉の種類・名称と作用|部位別の鍛え方

 

骨格の名称と関節の構造

骨格筋の下層にあるのが骨格です。人体の主な骨格の構成・分類・名称および関節の構造については下記の記事をご参照ください。

 

人間の骨格と付随する筋肉および関節の構造

 

筋力トレーニング種目の一覧ページへ戻る

スポンサーリンク


記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


ONIプロデュースの本格24時間ジム

ONIGYM24大阪紹介ONIGYM24東京紹介






当サイト主要記事一覧
筋トレの食事メニュー例
筋肉の名称と作用の図鑑
男性向きの記事女性向きの記事
自宅での筋トレ自宅での筋トレ
自重での筋トレ自重での筋トレ
チューブ筋トレチューブ筋トレ
ダンベル筋トレダンベル筋トレ
マシーン筋トレマシーン筋トレ
バーベル筋トレバーベル筋トレ
大胸筋の筋トレ大胸筋の筋トレ
背筋群の筋トレ背筋群の筋トレ
三角筋の筋トレ三角筋の筋トレ
三頭筋の筋トレ三頭筋の筋トレ
二頭筋の筋トレ二頭筋の筋トレ
腹筋群の筋トレ腹筋群の筋トレ
下半身の筋トレ下半身の筋トレ

筋トレ情報トップページへ戻る

おすすめの筋トレグッズ

押す筋トレにはリストラップを



上半身の押す筋トレにぜひとも使用したいのが手首を保護するリストラップと呼ばれる筋トレグッズです。多くの初心者は、まだ手首を保持する力が弱く、腕立て伏せなども先に手首が痛くなってしまい完遂できないケースが少なくありません。リストラップを使えば、最後まで筋肉を追い込むことができ、とても効率的に身体を鍛えていくことが可能です。

▼おすすめのリストラップ

おすすめリストラップを見る

▼リストラップとは?解説記事

【おすすめのリストラップ】初心者むけに使いやすい長さやリストストラップとの違いも解説

引く筋トレにはパワーグリップを



上半身の引く筋トレで初心者の方に多く見られるのが「先に握力がなくなって追い込めない」というケースです。筋トレは101%で行ってはじめて成果がでます。パワーグリップを使用して引くトレーニングの効率を上げることをおすすめします。

▼おすすめのパワーグリップ

おすすめパワーグリップを見る

▼パワーグリップとは?解説記事

【おすすめのパワーグリップ】使い方の解説と男性・女性どちらにも快適なアイテム紹介

筋トレの基本グッズはトレーニングベルト



腰を保護するだけでなく、腹圧を高め最大筋力を向上させてくれるトレーニングギアがトレーニングベルトです。筋トレにおいては、ほぼ必須のギアとも言えますので、ぜひ入手することをおすすめします。なお、トレーニングベルトはトレーニーにとって「筋トレの友」とも言える存在になってきます。はじめから安易なものを選ばずに、考えているよりもワンランク・ツーランク上のものを入手することがベルト選びの秘訣です。

▼おすすめのトレーニングベルト

おすすめのパワーベルトはこちら

▼トレーニングベルトの種類と使い方

【おすすめのトレーニングベルト】選び方・巻き方から男性筋トレ用・女性用・ベンチプレス用まで詳しく解説

本格的トレーニングには高耐荷重ラック+オリンピックバーベル



本科的なバーベルトレーニングに必須のラック類・バーベルセット(オリンピックシャフト&プレート)は、IPF公認メーカーのONI鬼シリーズが最適です。

屈強な構造とリーズナブルな設定で、ハイエンドホームジムや業務ジム用に全国的な人気を誇っています。

ONI鬼ラックシリーズはこちら

ONI鬼バーベルセットはこちら

10423662_402917463182138_3796918816283238787_n.jpg
執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長

記事に記載されている内容は執筆者の運営するジムメンバーの実体験に基づく主観的意見および感想です。このため、記事の情報やこの情報を用いて行う利用者の判断について、当サイトは一切の責任を負うものではありません。記事の情報を用いて行う行動に関するあらゆる判断および決定は、利用者自身の責任において行っていただき、必要に応じて専門家等に相談されることを推奨いたします。また、トレーニングにおいては十分にウォーミングアップを行い、利用者自身の体力にあわせて動作を行うとともに、痛みや危険を感じる場合はすみやかに行動を中止することを推奨します。

※当ブログの画像はWikipediaやpixabayなどのフリー画像および著作権者に許可を得た画像のみを使用しています。