【ジム筋トレ初心者女性版】マシンを主体にした一週間の引き締めメニューの組み方

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ジムに入会したものの、どんなマシンでどこを鍛える筋トレをして、それらを組み合わせればいいのか…初心者の女性にとってはちんぷんかんぷんでしょう。

 

そこで、筋肉の部位別に代表的なマシンの使い方を解説するとともに、それらを効果的に組み合わせた一週間のプログラムを例示してご紹介します。

 

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■当サイト筋トレ情報のエビデンス(根拠)

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筋トレに関するネット情報はさまざまですが、当サイトでは下記の公的サイトの情報に基づき記載をしております。

 

▼身体活動・運動の重要性について

 

厚生労働省「eヘルスネット|身体活動・運動」

 

また、当サイトではミスボディフィットネス国内トップ選手のMIKIKO様・ボディービルトップ選手のYoko Joe M様にも客員執筆をしていただいておりますので、本記事にも要所の解説には、両執筆者の記事より引用を行っています。

 

【客員執筆者:MIKIKO様】

MIKIKO様プロフィール

 

戦績:H26オールジャパンミスボディフィットネス 163cm以下級 第3位など

 

【客員執筆者:Yoko Joe M様】

Yoko Joe M様プロフィール

 

戦績:2014年日本クラス別女子46kg以下級三位など

 

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■基本①全身の筋肉部位とグループ分け

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トレーニングを始める前に、まずは全身の主な筋肉とその作用を覚えましょう。鍛える対象を知った上で鍛えていくことは、とても大切なことです。また、トレーニングプログラムを組む上で、一緒になって動く筋肉のグループ分けも理解していきましょう。

 

全身の主な筋肉は次のようにグループ分けできます。

 

●上半身の押す筋肉グループ

○大胸筋
胸の筋肉で腕を前に押し出す・閉じる作用があります。

 

○三角筋
肩の筋肉で腕を前・横・後ろに上げる作用があります。

 

○上腕三頭筋
腕の後ろの筋肉で肘を伸ばす作用があります。

 

●上半身の引く筋肉グループ

○僧帽筋
首の後ろの筋肉で肩甲骨を寄せる作用があります。

 

○広背筋
背中の筋肉で腕を後ろに引く作用があります。

 

○上腕二頭筋
腕の前側の筋肉で肘を曲げる作用があります。

 

●体幹の筋肉グループ

○腹筋群
お腹の筋肉で体幹の屈曲・旋回および姿勢の維持をする作用があります。

 

○長背筋群
背骨沿いの筋肉で体幹の伸展および姿勢を維持するさようがあります。

 

○腸腰筋群
股関節周辺の筋肉で脚を上げる作用と骨盤を維持する作用があります。

 

○臀筋群
お尻の筋肉で脚を後ろに上げる作用があります。

 

●下半身の筋肉グループ

○大腿四頭筋
太もも前面の筋肉で膝を伸ばす作用があります。

 

○ハムストリングス
太もも後面の筋肉で膝を曲げる作用があります。

 

○下腿三頭筋
ふくらはぎの筋肉でつま先を伸ばす作用があります。

 

▼詳しい筋肉の名前と作用のまとめ

 

【筋肉の名前図鑑】女性が鍛えるべき筋肉の部位・作用と鍛え方

 

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■筋トレを一週間三回に分割する

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筋肉は一度鍛えたら72時間以上の超回復期間をおかなくてはいけません。このため、全身を一度に鍛えるのではなく、全身の筋肉をグループごとに分割し、一週間をかけてローテーションで鍛えていくのがもっとも効率的です。

 

女性のダイエット・フィットネス系トレーニングの場合、男性と比べて上半身のトレーニング量を抑え、下半身のトレーニング量を上げるのが一般的で、その分割方法は以下のような三分割が代表例になります。

 

①上半身の日(週一回目の筋トレ)
②体幹の日(週二回目の筋トレ)
③下半身の日(週三回目の筋トレ)

 

■女性の筋トレに適切な負荷回数設定

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トレーニングをする上で大切なことは、その筋トレ目的に合わせた負荷重量設定をすることです。これを間違えるとバストアップやヒップアップをしたいのに引き締まってしまったり、腕や太ももを引き締めたいのにムキムキになってしまったりします。

 

このような失敗をしないためには、筋肉を構成している筋繊維の種類ごとの特徴を把握しなくてはいけません。

 

筋肉には三種類の筋繊維があり、その特徴は以下の通りです。

 

①瞬発筋TYPE2b
10秒以内の運動で非常に強い筋力を発揮する筋繊維で、よく筋肥大し、10回前後の反復回数で限界がくるような高重量トレーニングで鍛えます。女性の筋トレでは基本的に鍛えない筋繊維です。

 

②瞬発筋TYPE2a
30秒前後の運動で比較的強い筋力を発揮する筋繊維で、程よく筋肥大し、15回前後の反復回数で限界がくるような中重量トレーニングで鍛えます。バストアップで大胸筋、ヒップアップで臀筋群やハムストリングスを狙うときに鍛える筋繊維です。

 

③持久筋
長時間の持続的な運動で収縮を続ける筋繊維で、鍛えると筋密度は上がりますが筋肥大はしません。20回以上の反復回数で限界がくるような低重量トレーニングで鍛えます。ダイエットや引き締め目的の筋トレで対象とする筋繊維です。

 

■筋トレと有酸素運動の関係

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ダイエットの運動として有酸素運動か筋トレのどちらがよいのか?というのはよくある疑問ですが、スポーツ科学的に結論すると、はるかに筋トレのほうがダイエットに有効です。

 

有酸素運動は酸素を消費して長時間の運動を続けます。一方、筋トレは筋肉内のグリコーゲンを消費する短時間の無酸素運動です。一回あたりのダイエットに適切な運動カロリーを消費するために必要な時間は、有酸素運動は筋トレの3倍の時間が必要とされています。このことから、筋トレのほうが時間的にはるかに効率的です。

 

また、有酸素運動は運動をしていない時はカロリー消費が発生しません。一方、筋トレをすると筋肉痛になり、その筋肉痛を回復(新陳代謝)させるために、運動をしていない時や寝ている間もカロリー消費が発生し続けます。この観点からも、はるかに筋トレのほうがダイエットに有効なことがおわかりいただけるでしょう。

 

ただし、実際に筋密度を上げながら体脂肪を落としていく専門家である女性ボディービルダー(全日本クラス別三位)のアスリートによれば、やはり筋トレと有酸素運動を上手に組み合わせていくのが、一般的な女性のダイエットにも効率的とのことです。

 

▼アスリート執筆記事

 

【女性がジムで綺麗に痩せる方法】二の腕・お腹・下半身の引き締めメニューを女子ボディービルダーが解説

 

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■週一回目のジムマシン筋トレメニュー

●大胸筋:チェストプレス・2~3セット

◆効果のある筋肉:大胸筋・三角筋・上腕三頭筋

 

まずは上半身の押す筋肉を鍛えていきます。バストアップを考えた場合、腕を斜め上に押し出す作用のある大胸筋上部を中心に鍛えるのがおすすめです。動画のように、斜め上軌道にチェストプレスマシンを設定して15回を2~3セット行なってください。

 

・ミスボディフィットネス選手のポイント解説

ミスボディーフィットネスのMIKIKO選手によると、マシンチェストプレスのポイントは以下の通りです。

 

「まずイスに座ったら前方の握り手を握り、肩甲骨を少し寄せ気味にして胸を張ります。この時握った手がバストトップの高さぐらいにあるように座面を調整して下さい。

背中の緊張を保ったまま手を前に押し出します。手を伸ばした時に、肩が一緒に動かないように、首がすくまないように注意します。ここがバストトレーニングの大切なポイントです。

息を吐きながら押し出す、吸いながら戻すを繰り返します。」

「インクラインチェストプレスは、デコルテのボリューム不足でお悩みの方におすすめです。

鎖骨の下〜胸の上部に効きますが、基本はチェストプレスマシンの項と同じですが、このマシンはイスに角度がついているので、斜め上に押し出す形になります。

肩甲骨を寄せ気味にし、肩をすくめないように注意して繰り返してみましょう。」

 

▼アスリート執筆記事

 

【ジムでのバストアップ筋トレ】フィットネストップ選手がマシン&ベンチプレスを解説

 

●背筋群:ラットプルダウン・2~3セット

◆効果のある筋肉:僧帽筋・広背筋・上腕二頭筋

 

次に上半身の引く筋肉全体をケーブルマシンのラットプルダウンで鍛えていきます。

 

男性のようにグリップを広く順手でとると、広背筋側部に効いてしまい、上半身の幅が出てしまうので、女性の場合は狭く逆手でグリップし20回以上の反復で背中の中央部を引き締めていきます。2~3セット行なってください。

 

なお、本種目はケーブルアタッチメントの種類やグリップによっていくつかのバリエーションがあり、それぞれに効果のある部位が異なりますが、それは以下の通りです。

 

◯ワイドアタッチメント
肩幅より広い手幅で、手の平が下を向くように構えるバリエーションで、広背筋側部に効果的です。

 

◯パラレルアタッチメント
手の平が向き合うように狭い手幅で構えるバリエーションで、広背筋中央部に効果的です。

 

◯リバースグリップ
手の平が上を向くように肩幅より狭い手幅で構えるバリエーションで、広背筋下部に効果的です。

 

・女子ボディービル選手のポイント解説

「バーの刻みを気にしないで、自分の肩幅より少し広めでバーを握ってください。ストラップをつけて手のひらを下に向けた順手で、上からバーを握りましょう。バーが上にある状態で肩甲骨をしっかり開いて、肩甲骨を下ろす感じでバーも下ろしましょう。

まずは重量を持つより、肩甲骨を開く感じ、そのまま下ろす感じを大事にしてください。」

 

●大胸筋:マシンフライ・1~2セット

◆効果のある筋肉:大胸筋

 

大胸筋の仕上げトレーニングとして最適なのがペックデックマシンを使ったマシンフライです。しっかりと腕を閉じ、大胸筋中央部に効かせていきましょう。大胸筋内側を鍛えることでバストを寄せる効果があります。15回1~2セットを行なってください。

 

●背筋群:ケーブルローイング・1~2セット

◆効果のある筋肉:僧帽筋・広背筋・長背筋群

 

背筋群の仕上げトレーニングにおすすめなのがケーブルローイングです。反動を使わずに動作を行ってください。20回1~2セットが目安です。

 

なお、本種目はケーブルアタッチメントによっていくつかのバリエーションがあり、それぞれに効果のある部位が異なりますが、それは以下の通りです。

 

◯パラレルアタッチメント
手が向き合うように狭い手幅でグリップするバリエーションで、僧帽筋と広背筋中央部に効果的です。

 

◯ワイドアタッチメント
肩幅程度の広い手幅でグリップするバリエーションで、広背筋側部に効果的です。

 

◯リバースグリップ
肩幅程度の広い手幅で、手の平が上を向くようにリバースグリップするバリエーションで、広背筋下部に効果的です。

 

・女子ボディービル選手のポイント解説

「ローイングマシンは船をこぐような操作で背中の筋肉を鍛えます。上下運動のラットマシンと違い、こぐ動きで横移動する分、より多く背中をストレッチさせることができます。

ラットマシンより小さなハンドルでトレーニングをすることが多いのは、ひっぱる操作ではお腹にハンドルがつくまで寄せて肘を後ろにだして肩甲骨もしっかり閉じ、もどす操作では両手がつくぐらい腕を伸ばして、肩甲骨を開いて背中全体限界まで広げるためです。

もどす操作で両手の肘がくっつくまで寄せると、より背中が開いて強烈なストレッチ感が得られます。

ひっぱる動作で背中のフタを閉じて、もどす動作で背中のフタを開く感じにすると、収縮・ストレッチの感じがわかりやすくなると思います。」

 

●上腕三頭筋:ケーブルプレスダウン・1~2セット

◆効果のある筋肉:上腕三頭筋

 

最後に上腕三頭筋をケーブルプレスダウンで引き締めます。肘を体側に固定し、肘関節の屈伸のみで動作を行ってください。20回1~2セットが目安です。

 

なお、本種目はアタッチメントやグリップの仕方で効果のある部位が変化しますが、それは以下の通りです。

 

◯ストレートバーアタッチメント
手の平を下に向けてグリップするバリエーションで、上腕三頭筋短頭に効果的です。

 

◯Vバーアタッチメント
手の平が向き合うようにグリップするバリエーションで、上腕三頭筋長頭に効果的です。

 

◯ロープアタッチメント
ロープを手の平が向き合うようにグリップするバリエーションで、フレキシブルな動きで上腕三頭筋を完全収縮させやすいのが特徴です。

 

●ジムに行けない日は…

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残業やお付き合いなどでジムに行けない日は、自宅で自重やダンベルを使って上半身を軽く鍛えておきましょう。

 

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■週二回目のジムマシン筋トレメニュー

●腹筋群:マシンクランチ・2~3セット

◆効果のある筋肉:腹筋群(腹直筋)

 

体幹部のトレーニングのなかでも中心となるのが腹筋で、その代表的な鍛え方がクランチ系の種目です。

 

クランチ系マシンには様々なタイプのマシンがありますが、息を吐きながら身体を曲げていき、最後に完全に息を吐ききって腹筋群を最大収縮させるのが共通の特徴です。20回2~3セットを行なってください。

 

・女子ボディービル選手のポイント解説

「クランチマシンはチェアに棒が付いただけのアブベンチも、複雑なカムがついたマシンも、基本は全く同じ動作です。

アブベンチで腹直筋の収縮感があれば大丈夫ですが、カラダの大きなアメリカ人向けに作られてるマシンが多いので、小さい女性は腕の運動になりがちです。女性向きのクランチマシンを選ぶか、ノーチラスのクランチマシンは身長に合わせて細かく変えられるのでお勧めです。

曲げこんで一番ピーク感を感じたところで、1−2−3と数えてポーズをいれると、より腹筋の溝が深められます。」

 

●腹筋群:トルソーローテーション・1~2セット

◆効果のある筋肉:腹筋群(腹斜筋)

 

腹筋側部の内腹斜筋と外腹斜筋に効果のあるのがツイスト系種目です。反動を使わず筋力でツイスト動作を行うようにしてください。片側15回ずつ1~2セットが目安です。

 

・女子ボディービル選手のポイント解説

「トルソマシンは腹斜筋を鍛えるマシンで左右に動かせるので、サイドの広げる・丸めるの動作が行なえます。回数より腹斜筋のストレッチ・収縮感をしっかり感じてください。」

 

●腹筋群:ケーブルクランチ・1~2セット

腹筋群の仕上げに最適な種目がケーブルクランチです。息を吐きながら身体を曲げていき、完全に息を吐ききって腹筋群を最大収縮させてください。20回1~2セットを行ないます。

 

●腸腰筋群:ケーブルレッグリフト・1~2セット

◆効果のある筋肉:腸腰筋群

 

腹筋群と強い連動性のある股関節インナーマッスル・腸腰筋群を鍛えるのに最適な種目がケーブルレッグリフトです。20回1~2セットを行なってください。

 

●長背筋群・ハイパーバックエクステンション・1~2セット

◆効果のある筋肉:長背筋群

 

最後に腹筋群の拮抗筋でもある長背筋をハイパーバックエクステンションで鍛えましょう。反動を使うと腰を痛めることもありますので、くれぐれもコントロールした動きで行ってください。20回1~2セットが目安です。

 

●ジムにいけない日は…

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ジムに行けない日は自宅で腹筋群や長背筋群を軽くトレーニングしましょう。おすすめは膝を立てて行う腹筋運動のクランチや、背中を引き締めるバックエクステンションです。

 

■週三回目のジムマシン筋トレメニュー

●大腿四頭筋:レッグプレス・2~3セット

◆効果のある筋肉:大腿四頭筋

 

下半身トレーニングの中心となる種目がレッグプレスです。膝関節保護のため、膝より上につま先がくるようにシートやステップを調整してください。また、腰を浮かすと刺激が逃げてしまうので注意が必要です。20回2~3セットを行ないます。

 

・ミスボディーフィットネス選手のポイント解説

「座る、脚でプレートを押すというシンプルな動作なので筋トレビギナーの女性陣もとっつきやすいマシンだと思います。

シートに座ったら、まず骨盤の角度を意識してみて下さい。腰が丸まったまま(骨盤が後ろに倒れた状態)プレスする癖がついてしまうと、重量が重くなってくるにつれ、腰への負担が大きくなります。注意して下さい。

プレートを押す足の位置・背もたれの角度で効く箇所が変化します。いきなりメインセットに入らずに、まずはゆっくり動作して、効いてる箇所を確認してみましょう。

一番最初に「重さが乗ってるな、ここ使ってるな」と思った箇所に、そのセット間は効き続けます。」

 

●大腿四頭筋:レッグエクステンション・1~2セット

◆効果のある筋肉:大腿四頭筋

 

大腿四頭筋の仕上げ種目として最適なのがレッグエクステンションです。反動を使わずに、上げる時も下ろす時もしっかりとコントロールして行ってください。また、脚を伸ばしたポジションでつま先を上に向けると大腿四頭筋が最大収縮して効果が倍増します。20回1~2セットが目安になります。

 

・ミスボディーフィットネス選手のポイント解説

「膝を曲げて伸ばすだけのように見えますが、足先を内股気味にするか外股気味にするかで、効く場所が違います。まず最初は真っ直ぐのまま、脚を伸ばしきる、力を込めて脚全体を硬直させる感覚を掴みましょう。

戻す時も力を抜き切らないように、スピードをコントロールしながら行ってみてください。」

 

●ハムストリングス:レッグカール・1~2セット

◆効果のある筋肉:ハムストリングス

 

ヒップアップに重要な筋肉であるハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)を的確に鍛えることのできる種目がレッグカールです。脚を曲げきったポジションでつま先を伸ばすと、さらに効果が高まります。15回1~2セットが目安です。

 

・ミスボディーフィットネス選手のポイント解説

「太もも後側におすすめなのはレッグカールですが、うつ伏せで行うプローンレッグカールを好んで行います。

シートの角度に股関節をぴったりとあわせてうつ伏せになります。膝下の部分の長さ調整も大切です。膝を曲げてかかとをなるべくお尻に近づけてくる動作の時に、しっかり力が入るように調整してみましょう。

そして戻し過ぎないこと。スタートポジション手前で切り返し、お尻・ハムストリングスがカチカチに硬くなるのを感じながら繰り返します。」

 

●臀筋群:キックバック・1~2セット

◆効果のある筋肉:臀筋群

 

ヒップアップに非常に重要な筋肉である臀筋群(大臀筋・中臀筋・小臀筋)を集中的に鍛えることのできる種目がマシンキックバックです。脚を後ろに伸ばしたときに、お尻を引き締める意識をするとさらに効果的です。片足15回1~2セットを行ないましょう。

 

●内転筋群・アダクション・1~2セット

◆効果のある筋肉:内転筋群

 

ヒップアダクションと呼ばれるマシンでは、内ももの筋肉である内転筋群を効果的に鍛えて引き締めることができます。20回1~2セットを目安に行なってください。

 

なお、本種目は骨盤の傾き方で効果がある部位が変化しますが、それは次の通りです。

 

◯骨盤を直立させる
内転筋群の膝側に負荷がかかる

 

◯骨盤を寝かせる
内転筋群の股関節側に負荷がかかる

 

下記の記事は、ミスボディーフィットネスで日本トップクラスの選手が、執執筆者の運営する筋トレ専門サイトに執筆してくださった「プロによる下半身引き締め&ヒップアップ」の記事です。是非、ご参照ください。

 

▼アスリート執筆記事

 

【女性のジム下半身痩せ筋トレ】マシン中心のダイエット方法をミスボディフィットネストップ選手が解説

 

●ジムに行けない日は…

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忙しくてジムに行けないような日は、自宅で自重やダンベルを使って下半身を鍛えましょう。

 

■ダイエット筋トレの食事メニュー

ダイエット筋トレの基本メソッドは、筋肉を活発に新陳代謝させてカロリー消費を高めることです。このためには、筋肉の材料となるタンパク質の摂取がかかせません。ですので、ダイエット筋トレ中は、脂肪の少ない肉類(赤身肉や皮なし鶏肉)、白身魚、大豆製品などをしっかりと食べるようにしてください。

 

材料が不足すると、新陳代謝のメカニズムが上手く作用せず、ダイエット効果が得られません。そして、炭水化物や脂質をカットしていきカロリー制御を行ってください。

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記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長

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