自宅使用に推奨のベンチプレス台とバーベルおよびギア

自宅でベンチプレスを行うために必要なベンチプレス台について解説します。

 

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必須とされる機能と推奨機種

81cmグリップ幅とセーフティー装置

ONI 鬼 コンボラックの詳細はこちら

 

ネット上には非常に安価なタイプを含め、さまざまな種類のベンチプレス台がありますが、安全かつ効果的にトレーニングを実施するためには必須とされる機能があります。

 

最低限必要な必須機能は、①81cmグリップ幅が確保できること、②セーフティー装置があること、の2点です。

 

①の81cmグリップ幅はパワーリフティング競技でのルールに規定されていることで、このグリップ幅がとれないベンチプレス台では、きちんとしたフォームでトレーニングを行うことが不可能です。

 

ファッショナブルなデザインタイプのベンチプレス台には、この81cmグリップが取れないタイプも少なくありませんので注意が必要です。

 

81cmグリップ幅を取るためには、二つの設計形式があり、ナロータイプ(ラックの外側でグリップするタイプ)とワイドタイプ(ラックの内側でグリップするタイプ)とがあります。

 

ナロータイプのベンチプレス台

画像引用:楽天市場

 

ナロータイプは構造がコンパクトなのでリーズナブルな傾向にありますが、ラック幅が狭いため、プレートの取替え時などにバランスを崩してバーベル落下のリスクが高いので、基本的にはワイドタイプを使用することを推奨します。

 

また、ナロータイプは構造上、セーフティ装置が個別設置式のセーフティースタンドになってしまうのもデメリットです。ただし、安価なことは大きなメリットです。

 

なお、パーソナル規模のジム運営・トレーナーをしており、各種の家庭用トレーニング器具を熟知している筆者の個人的意見ではありますが、このタイプは重量で100kg以下が適正な使用範囲だと考えています。

 

参照先:IROTEC(アイロテック)ストレングスセットR100K

 

ワイドタイプのベンチプレス台

画像引用:楽天市場

 

こちらのようなワイドタイプは、ラック間が広くバーベルが安定することがメリットです。ただし、それなりの空間が必要となります。

 

筆者の運営するパーソナルジムでも使っているタイプで、ベンチプレス自体は150kgくらいまでなら安心して使用することが可能です。

 

個人的な感想ですが、セーフティーバーの長さが短いこと、プレートを収納する装置がないので別途プレート置き場が必要になることなどがデメリットかと感じています。

 

参照先:マーシャルワールド|プレスベンチPRO

 

コンボラック

ONIコンボラック

ONI 鬼 コンボラック ベンチプレス スクワット

自宅で本格的な高重量ベンチプレスを行うのであれば、やはりこのようなコンボタイプが最適です。

 

必須装備はもちろん、ラック高の微調整、高品質なベンチシートなどジムレベルの使用感のまま自宅でトレーニングが可能です。

 

また、コンボラックならではの機能として、ベンチを取り外せばスクワットなど他の種目にも対応可能となっています。

 

 

ONIコンボラックの詳細は、こちらの動画や商品スペック記載ページでご確認ください。

 

ONIコンボラックの詳細情報はこちらのページ

 

BULL Bench & Squat Racks

BULL Bench & Squat Racks IPF公認

BULLは安全・堅牢・機能的と、パワーリフティングに必要とされる要素を全て満たした日本発のブランドです。

 

また、BULLのBench & Squat RacksはIPF(国際パワーリフティング連盟)公認とJPA(日本パワーリフティング協会)公認を取得していますので、全てのパワーリフティング、ベンチプレスの試合で使用ができます。

 

なお、コンボラックですのでベンチを取り外すとスクワットラックとしても使用可能です。

 

BULL Bench & Squat Racks の詳細を見る

 

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低~中負荷に向いたベンチプレス台

体力作りトレーニングやダイエットトレーニングなど自己体重程度のベンチプレスに向いたリーズナブルな家庭用ベンチプレス台については下記の記事で解説しています。

 

家庭用ベンチプレス台の比較と考察

 

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使用するバーベルについて

28mmノーマルシャフト

バーベルには28mm径のノーマルシャフトと50mm径のオリンピックシャフトがあり、筆者の運営するジムでも2種類のバーベルを使用しています。

 

写真は、筆者のジムで使用しているもっともリーズナブルなタイプで「ハンマートーンバーベル」と呼ばれるものです。

 

参照先:ハンマートーンバーベル100kgセット

 

腕・三角筋などの比較的軽重量の種目では、取り扱いが楽な28mmバーベルを使用していますが、ベンチプレスには50mmバーベルを使用しています。

 

これは、スリーブ部分(バーベルプレートを差し込む部分)の構造の違いが理由で、28mmバーベルだと「単にシャフトにプレートをはめた状態」なのに対し、50mmバーベルはスリーブが独立回転するのでプレートが安定するからです。

 

50mmオリンピックシャフト

ONI オリンピックシャフト&プレート

【セット】【予約販売5月末発送予定】 ONI バンパープレート チェンジプレート シャフト カラー

 

筆者の運営するジムでは、ベンチプレスには、ONI50mmオリンピックシャフトとONI社のプレートの組み合わせを使用しています。県大会でメダルを獲るレベルの選手から全日本大会出場選手までが問題なく使用しており、競技品質であると言えます。

 

高品質でジムユースにも完全対応したONIプレートの詳細は下記リンク先でご確認ください。

 

ONIバーベルシャフト&プレートセットの詳細はこちら

 

ONIフリーウエイト器具総合ページはこちら

 

BULL オリンピックバーベルセット

BULL 282.5kg 335kg 435kg セット IPF公認

こだわりの製法でリフティング競技に使用可能なクオリティを実現しているのがBULLのバーベルセットです。

BULLの25kg、20kg、15kg、10kg、5kgパワーリフティングプレートは重量精度誤差±0.25%以下となっています。

 

また、BULLパワーリフティングプレートはIPF(国際パワーリフティング連盟)公認とJPA(日本パワーリフティング協会)公認を取得しておりますので全てのパワーリフティング、ベンチプレスの試合で使用が可能です。

 

BULL バーベルセットの詳細を見る

 

ベンチプレスの補助用品(ギア)

ベンチプレスに必須のギアであるパワーベルトとリストラップに関する詳細情報(選び方・使い方)については、下記のリンク先でご確認ください。

 

 

パワーベルトの種類と使い方

 

 

リストラップの種類と使い方

 

ベンチプレスに関する情報記事

 

【バーベルベンチプレスのやり方と種類】100kg挙上にかかる期間とメニュー

 

【ベンチプレス100kgを挙げるやり方】フォームとメニューの組み方を元全日本王者が解説

 

【ベンチプレスの呼吸法】通常の筋トレとの違い|ハイパーベンチレーションの導入も解説

 

【ベンチプレスと肩の痛み】その原因と対処法|肩甲骨の寄せ方やローテーターカフの鍛え方

 

【ベンチプレスの補助筋トレ】挙上重量向上に効果の高い3つのダンベル種目

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記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長

記事に記載されている内容は執筆者の運営するジムメンバーの実体験に基づく主観的意見および感想です。このため、記事の情報やこの情報を用いて行う利用者の判断について、当サイトは一切の責任を負うものではありません。記事の情報を用いて行う行動に関するあらゆる判断および決定は、利用者自身の責任において行っていただき、必要に応じて専門家等に相談されることを推奨いたします。また、トレーニングにおいては十分にウォーミングアップを行い、利用者自身の体力にあわせて動作を行うとともに、痛みや危険を感じる場合はすみやかに行動を中止することを推奨します。

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