2022年2月設置
ONI GYM 24 大阪に設置されている、世界規格寸法台のご紹介をするとともに、本アームレスリング台の特徴や寸法についても解説します。
目次
アームレスリング台とは?
アームレスリング台とは、腕相撲を世界共通のルールで統一してスポーツ化した競技「アームレスリング|Armwrestling」の公式競技で使用する専用の台のことで、英語では「アームレスリングテーブル|Armwrestling Table」と表記します。
アームレスリングの世界団体には、アマチュア競技としてはWAF(世界アームレスリング連盟)とIFA(国際アームレスリング連盟)とがあり、プロ競技としてはIFAの上位団体であるPAL(プロフェッショナル・アームレスリング・リーグ)があります。
そして、これらの世界団体WAF・IFA・PALで使用される公式の公認台は全て同一の寸法で作られており、意匠権はMazurenkoEquipment(マズレンコ製作所|本社ポーランド)に帰属しています。
このため、世界規格寸法・公認公式台と言えば、世界で唯一Mazurenko製のアームレスリング台のみで、他のものは全てコピー商品または類似商品になります。
もちろん、ONI GYM 24に設置されているアームレスリング台は世界で唯一の真正品であるMazurenkoEquipment製となります。
※本競技台は、Mazurenko社の日本正規輸入代理店であるMazurenkoJapan(マズレンコ製作所日本正規輸入代理店)を通して発注・輸入しました。
世界規格台の寸法
世界公認・公式台の規格寸法をMazurenko社よりご提供いただきましたので、その数値をここに記載します。
※個人使用目的での製作に制限はありませんが、本寸法・図面を元に営利目的のアームレスリング台を製作・販売することはMazurenko社の国際意匠権・著作権を侵害することとなり、法的処置の対象となりえますので、お控えください。
世界規格アームレスリング台の寸法
テーブル上面長辺:920mm
テーブル上面短辺:660mm
テーブル面までの高さ:1015mm
エルボーパッドまでの高さ:1066mm
タッチパッドまでの高さ:1117mm
そして、各パーツの寸法は以下の通りです。
エルボーパッドの高さ:51mm
エルボーパッドの辺:178mm(正方形)
タッチパッドの高さ:102mm
タッチパッドの長さ︰254mm
タッチパッドの厚み︰51mm
ベグの長さ︰150mm
資料提供:MazurenkoJapan
参照記事:【アームレスリング台】寸法や購入先や値段・レンタル代|自作は可能?
アームレスリング台の選び方
アームレスリング台を選ぶ際には重要なポイントが3つあります。下記の記事に詳しくまとめましたのでご参照ください。
アームレスリング台を選ぶ際に留意すべきたった3つのことを元日本代表選手が解説|世界公式規格の寸法も公開
筋トレの呼吸法|筋トレの頻度|筋トレの順番|筋トレの回数設定|筋肉の名前と作用|筋肉の超回復期間|筋トレの食事例|筋トレの栄養学|男性の筋トレメニュー|女性の筋トレメニュー
ONI GYM 24 大阪に設置されているアームレスリング台
ONI GYM 24大阪に設置されているMazurenko製世界規格アームレスリング台は、ジムのイメージカラーである黒と赤を基調に、国内外の主要アームレスリング団体・プロ大会のロゴがあしらわれています。
もちろん、これらのロゴは許諾なしには使用できませんので、著作権を持つ各団体に許可をとって製作されている「世界で最も贅沢なアームレスリング台」と言えるでしょう。
各ロゴは以下の通りです。
一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟
一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟は、1977年に発足した40年以上の歴史と日本全国40都道府県以上に支部連盟を持つ、国内で最大のアームレスリング団体です。
JAWAロゴの使用は、JAWA支部連盟・公認ジムにしか認められていませんが、ONI GYM 24はJAWAの協賛企業ということで特別にロゴ使用と設置が許可されました。
JAWA日本アームレスリング連盟公式台
なお、JAWA公式台はこのようなカラーリングで、全日本選手権や各都道府県大会(代表選考会)で使用されています。
国体で使用されたアームレスリング台
アームレスリングは国体のデモンストレーション競技で、主にJAWAが運営を任されています。国体では、標準型のMazurenkoアームレスリング台(ブラック・イエロー)が使用されました。
IFA(国際アームレスリング連盟)
IFA(International Federation of Armwrestling)は、JAWAの上位団体となる世界団体で、毎年、IFA世界アームレスリング選手権大会を開催しています。
IFA世界選手権で使用されたアームレスリング台
こちらは、IFA世界選手権で実際に使用されたアームレスリング台で、筆者が日本代表選手団を引率してポーランドに行った際に、大会会場にて撮影したものです。後述のTOP8公式台が使用されています。
PAL(TOP8・ZlotyTur)
PAL(Professional Armwrestling League|プロフェッショナルアームレスリングリーグ)は、世界的なアームレスリングのランキング機構であるURPA(Unified Rating of Professional Armwrestling)、ユニファイドレイティング オブ プロフェッショナルアームレスリングを運営している世界唯一のプロアームレスリング団体です。
国際的に権威が高く、有名な大会としてTOP8(プロリーグ)とZlotyTur(プロ世界大会)があります。
TOP8で使用される公式公認台
世界最大のプローリーグであるTOP8では、専用デザインの公式公認台が使用されています。
このように、黒を基調としたシックなアームレスリング台です。
ZlotyTurの公式公認台
最も権威の高い競技大会として知られる世界プロアームレスリング大会「ZlotyTur」でも専用デザインの公式公認台が使用されます。
TOP8に比べると、やや赤が強調されたデザインになっています。
ピラミッドセット法|ドロップセット法|アセンディングセット法|ディセンディングセット法|フォースドレップ法|レストポーズ法|パーシャルレップ法|チーティング法|スーパーセット法|コンパウンドセット法|トライセット法|ジャイアントセット法|予備疲労法|部位分割法
世界規格アームレスリング台(フルオーダータイプ)の入手方法
世界規格アームレスリング台(標準タイプ|フルオーダータイプ)は下記のMazurenkoEquiment日本正規輸入代理店公式ホームページをご参照ください。
世界規格アームレスリング台の仕様と発注の流れ(MazurenkoJapan公式)
世界規格アームレスリング台商品ページ(MazurenkoJapan公式)
世界各国連盟の公認公式アームレスリング台
ここからは、IFAに加盟している世界各国連盟の公認公式アームレスリング台を一覧形式でご紹介します。
ノルウェー連盟公式台
トルコ連盟公式台
スロバキア連盟公式台
スイス連盟公式台
ルクセンブルク連盟公式台
ブラジル連盟公式台
スウェーデン連盟女子公式台
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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長
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