内側広筋(Vastus medialis muscle|ないそくこうきん)の構造・作用およびトレーニング方法について解説します。
内側広筋の構造と作用
内側広筋は大腿直筋・外側広筋・中間広筋とともに大腿四頭筋を構成する筋肉の一つで、膝関節伸展の作用を持っています。
内側広筋(ないそくこうきん、Vastus medialis muscle)は人間の大腿骨を起始とする筋肉で膝関節の伸展を行う。
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内側広筋の鍛え方
内側広筋だけをターゲットに鍛えられるトレーニング種目はありませんが、主に膝関節伸展の動作をともなうトレーニング種目で大腿四頭筋の他の筋肉と同時に鍛えることができます。
内側広筋が関与するトレーニング種目
内側広筋が関与するトレーニング種目は以下の通りです。
シシースクワット

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股関節の構造と周辺の筋肉
股関節を構成する骨
股関節は骨盤骨の窪みである寛骨臼に大腿骨の先端である大腿骨頭がはまるようにして構成されている球関節です。
また、股関節周辺には恥骨・脊椎骨(腰椎・仙堆・尾堆)が位置しています。
股関節(こかんせつ)は寛骨臼と大腿骨頭よりなる球関節(関節部分が球形(股関節の他に肩関節))であり、荷重関節(体重などがかかる関節(他に膝関節など))である。大腿骨頭は半球を上回る球形で、寛骨臼は深く大腿骨頭を収納するように形成され、大腿骨頭が容易に脱臼できない仕組みになっている。
股関節周辺の筋肉
股関節を構成している主たる筋肉(または周辺の筋肉)には、大腿直筋(大腿四頭筋)・腸腰筋群・内転筋群・臀筋群・大腿方形筋・縫工筋・梨状筋などがあります。
股関節周辺の筋肉の鍛え方
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膝関節の構造と周辺の筋肉
膝関節を構成する骨
膝関節は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の3つの骨から構成されています。
膝関節(しつかんせつ)は、膝にある関節。膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨から成る関節であり、機能的には蝶番関節に近く、構造的には顆状関節に分類される。膝関節の関節半月は線維軟骨で構成される。
膝関節を構成する筋肉と周辺筋
膝関節は、太ももの筋肉である大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋)およびふくらはぎ周辺の筋肉である腓腹筋・膝窩筋・足底筋から構成されています。
また、このほかに膝関節の周辺にはハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)・縫工筋・下腿三頭筋(腓腹筋・ひらめ筋)・前脛骨筋などがあります。
膝関節に関与する筋肉の鍛え方
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インナーマッスルの名称・作用と体幹トレーニングの実施方法については下記の記事をご参照ください。
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執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長
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